例マにLinuxを入れたら画面がカクつくのでパネルセルフリフレッシュを無効化する。
何があったか
12世代の富士通Uシリーズのマザーボードに11世代のLCDを組み合わせるとパネルセルフリフレッシュが適切に動作しないためカーソルを動かすと画面がカクカクになるバグがあるらしい。
OSを入れ替えたので備忘録代わりに。
※Windwsの場合
Windws環境ではレジストリ書き換えまたはxeグラフィックのコンパネからできます。詳細は詳しくツイートされている方がいますので調べて見てください。
手順
環境
debian環境での実行。
GRUB.cfgのバックアップ
カーネルパラメータを変更するため現在のGRUB.cfgのバックアップしておく。
$ sudo cp /boot/grub/grub.cfg /boot/grub/grub.cfg.bak
パラメータの変更
ブートパラメータの設定を開く。
$ sudo nano /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=のあとに i915.enable_psr=0 を追加する。(既存の文字列のあとに半角スペースを忘れずに。)
GRUB_DEFAULT=0
GRUB_TIMEOUT=5
GRUB_DISTRIBUTOR=`( . /etc/os-release; echo ${NAME:-Kali} ) 2>/dev/null || echo Kali`
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet i915.enable_psr=0"
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
保存して閉じる。
GRUB.cfgに反映させる。
保存しただけではGRUB.cfgに反映されないので下記コマンドで反映させる。
$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
再起動してログイン後カクカクが解消していたらOK!