全然甘くない『明治ミルクチョコレートパズル』をやってみた
本物のチョコレートさながらのパッケージに包まれたこのパズル。
中を開けると…
カワイイ~。
実際の明治チョコレートは粒がもっと大ぶりだが、パズル全体は6×10のマスで作られており、
各ピースは5マスで成り立っている。
これらをバラしてもう一度ぴったりとケースに入れ直すのがパズルの主旨だ。
ちなみに、ホンモノのチョコレートと比較するとこんな感じ。
という訳で、既に完成されたものをぶっ壊してもう一度作り直すというサイコパスみたいな謎ムーヴでこのカワイイパズルをポップに楽しもう!
ではさっそく…
ケースにはしっかりと煽り文句が。難易度甘めな上に2339通りも解法があるらしい。思っていたよりもたくさんあるんだね。
そんなにあるならなんとかなるだろう。まあ解いてやろうじゃないのさ…。
ちなみに各ピースは裏返しても成り立つ。相当の数の解法があるのも頷ける。
それでは…
いざ!!
……………………………。
出来ねえ~~~~~~~~~。
「あともうちょっと!」というところで上手くいかない。この手のパズルのあるあるである。
……イキがっていたけれど、白状しよう。私はパズルがめっっっちゃ苦手。マジ頭回らん。
ただ、このミルクチョコレート版の中級は結構な難易度ということで有名なようだった。上級のブラック版になったら一体どうなってしまうというのだ…。
端から順に埋めていこうと思っても…
「同じ形のピース、もう一個あれよ!!!!!」となってしまう。30分以上格闘してこれである。
しかし私もそう安易にカンニングしたくはない。自分なりの工夫をもって挑んでみよう。
まず、置く場所が限られるピースを選別する。
このピースについては絶対に隅に置くことはない。
そのため、端から埋めやすそうなものを順に置いていくことにしよう。
次はこのピースの下に付けられるものを絞る。
…と言っても、この時点ではほとんどが対象内。地道に詰めていくしかない。
さて、ここからちょっとずつ付けられるものが絞られてくる。
特に左側に付けるものは少ない筈だ。
右上が7型になっているこの2つを選出。今回は左のやつを採用。
さて、ケースの左下に取り掛かろう。
今回は左下の逆L字を。
この調子でどんどん埋めてくぞ!!
……………………………。
やっぱり出来ねえ~~~~~。
え? なんで右端から埋めたのに右側に未完成なところがあるのかって??
お察しの通り、何回も何回も左側を組みなおしているうちに「いや、やっぱ最初の右側のゾーンをちょっと変えた方が良いんじゃないのか?」となり、ちょっとずついじりつつも何も完成しなかった図なのである。
写真を撮っていないだけで、小一時間以上ずっとこれを繰り返している。もぉ~~~~流石に心が折れそう。
でも絶対カンニングはしないと誓いを立てた。立てたのだけれど…
…やっぱり辛いもんは辛いので流石にヒントを調べた。「チョコ パズル コツ」でググってみる。
このフレーズで検索すると解法がダイレクトに出てくることがない。安心して参考になりそうなブログなどをチラ見。
で、辿り着いたヒントは「複雑な形のピースは早い段階で真ん中に置く」である。
想像がついてはいたのだが、それはそれで終盤の四隅の攻略が難しいのではないかと思い込み、実践していなかった。
例えば、
こういうのは隅に置きやすい。こいつらを避けて真ん中にややこい奴等を集めてみよう。
そのややこい奴等の候補は恐らくこのあたり。
彼等を中心に寄せて挑んでみよう。
いざ、リベンジ!!!!
できた。
怖いくらい一発OK。直感でひょいひょいとやってみただけなのだが、たまたま手に取れたピースの運もあれど、四隅は速攻で埋まってしまった。気持ちいい~~~~~~。
進行形でしんどくなっている人はこのTipsを試してみて欲しい。
ちなみに、おまけの問題もちゃんと付いている。
…ちょっと時間おいてからまたやろう。
というわけで、やり込み要素満載のこのパズル。
お手頃サイズなのでお泊り行事や新幹線の中でも楽しめる逸品。
おまけ問題があればこの手のパズルが大得意な人でもじっくりやり込めるし、なんならベース問題であるケースにしまうパターンも相当な数の解法があるのだ。
ちなみに、冒頭記載した㈱ハナヤマさんの商品紹介URLにある通り、ホワイトチョコの初級版とブラックチョコの上級版も発売されているので、お子さまにはホワイト、ゴリゴリのパズルマニアにはブラックをプレゼントしても良いかもしれない。
あと今気付いたけど解答書も同じページからDL出来るっぽい。どうしても答えが知りたい方は、答え合わせの後にもう一度トライするのもアリだ。
興味のある人は是非、ミルクチョコレート版の中級からやってみて欲しい。
あと、やっぱりホンモノは旨い。
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