一昔前までは考えられなかったこと
毎週、何かしらの話題を記載するのですが、たまたま「デジタルで変わったこと」というお題目があったので乗っかってみることにしました。
写真はメインで使っているMac Miniを買ったときのものです。
デジタルコンテンツで「モノ」が少なくなった
音楽、動画といったデジタルコンテンツが当たり前のように溢れていますが、とりあえずスマートフォンかPCさえあれば最新のヒット曲も昔懐かしいあの歌も聴けてしまいます。
特に私のような40代以上の方ですと、「モノ」を買ってコンテンツを楽しむんでいたのですが、様々な事情でかつて手元にあった「モノ」を処分したら、テープとかにダビングしない限り残りません。しかも、昔のカセットテープとか、状況によっては聴けなくなる・使えなくなることは珍しくありません。
今じゃサブスクで「モノ」がなくてもデータにアクセスすれば、知らない曲だって聴けてしまうという便利な世の中になりました。
物理的距離すら感じさせないコミュニケーション
私の場合、母が遠方より嫁いできたので、昔はなにか重大なこと(冠婚葬祭)がない限りはあまり電話は使えなかった感じでした。
遠距離通話だとべらぼうな金額になっていたのですが、今じゃ携帯電話はもちろん、SNSや通話アプリなどであまり価格を気にすることなくコミュニケーションを楽しむことができるようになりました。
この30年で電話からポケットベル、携帯電話、スマートフォン、SNSといった大きな変遷を遂げて、かつての仲間にコミュニケーションを取る手段が増えていったと思います。
あまり他人とコミュニケーションを積極的に取らない私ですが、ある日突然、SNSのフォロワーに今は亡き旧友が出てきたときにはびっくりしました。そこからたどるとかつての同級生たちの動向もわかるわけで、本当に物理的距離を感じさせないようになりました。
想い出はデータに。そして、クラウドに。
かつて「写メール」で携帯電話で撮影したものを送り合ったりしていた人は多いと思います。その写真データもしっかりバックアップを取っておけば、いつでも見ることができるようになりました。
私の部屋にNASを2台置いているのですが、前前項のデジタルコンテンツのほか、写真や色々なファイルをクラウドストレージと同期をとって保存しています。
特にハードディスクなど機械モノは経年劣化等で故障することがあるので、データのバックアップは他のハードディスクに複製するなどしていたのですが、今ではクラウドストレージが個人でも大容量が扱えるようになりましたので、あまり心配することはありません。
それでも、何かしらの形でバックアップを取るようにはしているのですが。
しゃべる空気清浄機、乗る前エアコンなど・・・
IoTデバイスが普及してきており、スマートスピーカー以外にも最新の空調機器などもスマートフォンから操作できるようになりました。
特に空気清浄機に至っては、あるメーカーでは当日の天気予報など定期的に案内します。また、専用サイトから消耗品の使用率や部屋の状況、運転操作などコントロールすることができます。
あと自動車でも今の愛車は有料サービスに加入する必要がありますが、事前にスマートフォンのアプリから駐車位置の案内以外に、事前にエアコンを入れたり、施錠をし忘れても遠隔で施錠したりと、遠隔でコントロールができるようにもなっております。
セキュリティー対策が必要になってきた
ここまでメリット多めにしていたのですが、これだけ便利になる一方でやはり対策は必要となることが出てきます。
一番はやっぱりセキュリティー対策でしょう。
趣味でPCを触るようになり、現職でもその時の経験がフルに活かされることがあるのですが、商談などでやはりセキュリティーの話は避けて通れなくなっております。
特にランサムウェアといったセキュリティーの脅威に対しては、不用意なサイトにアクセスしない、ルーターなどの最新ファームウェアを適用する、OSの更新プログラムを適用するといった対策が必要です。
そうした事が必要になってきたのも、デジタルになって変わってきたことかと思います。
主に自分の身の回りのことでデジタルになって変わったことを並べてみましたが、古き良き何かが失われる一方で、常に新しい価値観を生み出していくのはいつの時代でも一緒ですし、それが今の世の中では「デジタル」になっているところかと感じています。
皆さんはどうお感じになられましたでしょうか。