こどもお話会の紹介
私は「こどもお話会」というプロジェクトをやっています。
このプロジェクトを始めるきっかけはこちらの記事に書いています。
今回の記事では、こどもお話会をやってみたい人に向けて詳細をお伝えします。
どんな人に向けた記事?
・こどもの興味を引く方法を模索している。
・こどもがお友達とどう接するのか見てみたい。
・こどものお友達を作りたい。親睦を深めたい。
といった、気持ちに余裕がある人を想定しています。
子育ての負担を減らしたい場合は、ベビーシッターやファミリーサポートなど、現場で子育てを手伝ってくれる人を探すことをお勧めします。
(私も当初は「親の負担を減らしたい」と思ってこの活動を始めたのですが、負担を減らす=こどもが画面に夢中になるという状態を、親の関与なしでは実現できませんでした。)
こどもお話会って?
コンセプト:こどもたちがオンラインで交流し、友情を育む活動
具体的には、
Zoomなどのオンラインツールでつないで、こども同士がお喋りをします。こどもだけではオンラインの会話が難しい場合もあるので、親が会話のお手伝いをします。
メリット
こどもが主体的に関われる
こどもは、自分のお気に入りの本やおもちゃを持ってきて、画面の向こうの相手に一生懸命見せようとします。「それ何?」と聞かれたら語彙を総動員して説明します。
TVや動画を見ているだけの時に比べると、こどもの表情が生き生きしている印象を受けました。
親が「よそゆき」のこどもの姿を観察できる
保育園児は平日のほとんどの時間を親と離れて過ごします。お友達と遊ぶ姿を見る機会も限られるでしょう。こどもお話会で、同年代のお友達とどう接するのかを垣間見ることができます。
他者の目があることを意識してよりよくふるまおうとする姿を家庭内で見ることはなかなかありません。
余談ですが、親である私もZoomがつながっている間は、イライラすることがあってもぐっとこらえることができました。
子育ての仲間ができる
親子ともに疲れがたまっている夕方に、わざわざZoomで接続して、こどものおしゃべりに付き合ってあげる
こう書くとなんとも贅沢な行為です。ですが、私はこの活動に救われている面もあります。
親子だけで自宅にいる状態だと気が詰まることもありますが、オンラインでお話をする相手がいることで、親子ともに気持ちを発散することができます。「ママ、見て見て~」と何十回も言われると流石にうんざりしますが、画面越しに聞いてくれる人がいるので、娘も私もハッピーでいられる。そういうこともありました。
さらに、こども同士が仲良くなると、「今度親子でお友達に会いに行こう」とか、「将来子供の居場所がもう一つできるかも」といった夢が生まれます。
また、私は画面越しに何回か顔を見ているうちに、友達のこどもも近所の顔見知りのような感覚になってきました。こどもたちも同じように感じてくれているかはわかりませんが、こうやって信頼できる人を増やしていけたらいいなと思います。
やり方
相手を見つける
同年代のお子さんがいるお友達、保育園・幼稚園のクラスメイトなど、信頼できる相手を見つけてください。
予定を調整する
お互いの都合がつく時間であればいつでも良いです。
子育てをしていると、急なキャンセルや「うっかり忘れてしまった!」ということはよくあります。「今日はできなかったけど、まぁいいや」と言える位、気持ちの余裕がある時に実施することをお勧めします。
オンラインツールで接続する
ツールは何でも構いません。私はZoom無料プランを利用していますが、40分経過したら自動で切れるので、丁度良いと感じています。
大人が会話のお手伝いをする。
こどもだけでオンラインの会話を成立させるのは難しいです。大人がお題を出して順番にあててあげるなど、発話の機会が均等になるように気を配ってあげた方が全体の満足度は上がると思います。
人数、年齢、こどもの性格によりますが、Zoomを繋いで各自が好きなことをしているだけで満足という場合もありました。人数を絞る(最大4名程度)
4名より多くなると、誰が発言しているのか分かりにくくなります。同時に発言しても音声を拾ってくれない場合もあり、会話している感じがしなくなってきます。そうなると画面への興味が失せてしまいます。
5名以上集まったら、ブレイクアウトルームに分けると良いでしょう。
お題の例
今何をしているか
何かを食べている子がいれば、何を食べているの?どんな味?それ好きなの?どこで買ったの?
といった具合に、話を引き出す。今日の振り返り
今日楽しかったこと、お昼に食べた物などを聞く。探し物ゲーム
赤色のものを持ってきて!丸いものを持ってきて!
といったお題を出し、こどもに探させる。それぞれが持ってきたものを画面越しに見せてもらい、「それ何?」「どうやって使うの?」などと会話を膨らませる。
以上です。面白そうだなと思った方は、是非周りの方を誘ってやってみてください!
最後に。私は「はみだして、ためそう」を掲げる4th place labに所属して、このプロジェクトを形にすることができました。
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