The Dave Brubeck Quartet - Time out(1959)
音楽理論が全くわからない僕は変拍子と言われてもなんだか全く分からずなんだか特別らしいから聴きづらいなにかだろうと思っていましたが実際聴いてみると聴きやすくてびっくりしました。これからジャズを聴きたい人にもおすすめできる一枚です。また、抽象画のようなジャケットもいい感じです。
メンバー
デイブブルーベック:ピアノ
ポールデスモンド:アルトサックス
ジーンライト:ベース
ジョーモレロ:ドラム
Blue rondo a la turk
クラシカルな雰囲気の曲で軽快ながらもずっしりとしたリズムを持つ曲。中盤にテーマとスウィンギーなサックスソロが交互に出てからアドリブに繋がる構成が面白いです。8分の9拍子と4拍子(アドリブパート)を組み合わせらしいです。
Strange medow lark
ピアノソロ曲かと思うくらい長いクラシカルなピアノソロのイントロからサックスとドラムが入ってくる曲。
Take five
5拍子のジャズナンバー。グルーヴィなピアノと力強いドラム、柔らかいサックスが印象的な一曲。ジョージベンソンがカバーしたり、ポールデスモンドが書いたほぼ同じメロディを持つこの曲の続編Take tenのオリジナルでジムホール、CTIで録音したバージョンにガボールザボが参加したりとギターとの相性もいい曲です。
Three to get ready
軽快なワルツナンバー。ポールデスモンドの柔らかくジェントルなサックスはすぐに彼と分かります。
Kathy’s waltz
デイブブルーベックの娘の名前が由来の曲。デイブブルーベックカルテットらしい軽快なワルツナンバーです。
Everybody’s jumpin’
デイブの速弾きのリズムが印象的な一曲。
Pick up sticks
4分の6拍子の曲。ベースはほとんどの曲では小さい音で支えるだけでしたがここでは他の楽器と対等な音量なので他の曲よりもグルーヴィな印象です。