Everyday, Everynight. Flora Purim (1978)
本作はRTFのボーカルとして有名なフローラプリムが豪華なメンバーをバックに録音したアルバムです。フュージョンとはいえディスコやAOR、ブラジル音楽の要素も強くバラエティ豊かな一枚です。個人的にはB面の二曲目(I just don’t know)以降にいい曲が多い印象です。
フローラプリム:ボーカル
リーリトナー:ギター
オスカルネベス:アコースティックギター
ジョージデューク、ハービーハンコック、デヴィッドフォスター:キーボード
デニスベルフィールド、ジャコパストリアス、アルフォンスジョンソン、バイロンミラー:ベース
ハーヴィメイソン、チェスタートンプソン:ドラム
アイアート:パーカッション、ドラム、ボーカル
デイヴィッドサンボーン:テナー、アルトサックス
マイケルブレッカー:テナーサックス
ランディブレッカー:トランペット
ラウルジスーザ:トロンボーン
ミッシェルコロンビエール:キーボード、アレンジ
Everyday, Everynight
ディスコ風のイントロからトロンボーンのソロに移りテンポが下がるとフローラの歌が入る。数回繰り返すとホーンのソロパートに入り終わるという構成が面白い曲。
Samba Michel
サンバとディスコをミックスした楽しい曲。この曲のみセルジオメンデス&ブラジル66のボーカルだったレナホールやサンバの貴公子と言われレアグルーヴ界からも人気の高いマルコスヴァーリが参加しています。
The hope
すぐにジャコだとわかるベースが印象的なバラードナンバー。
Five-four
シャープなホーンとドラムがかっこいい曲。夫のアイアートとスキャットでデュエットしています。
Walking away
AORっぽいメロウなバラードナンバー。マイケルのソロが印象的です。
I just don’t know
ブラジルタッチのAORナンバー。シャープなホーンがかっこいいです。
In brasil
タイトル通りブラジルタッチのフュージョンナンバー。タイトなリズムセクションがかっこいいです。
Las Olas
ジャコが作曲した曲。特別派手に弾かなくても自分を主役にしてしまうジャコのベースがかっこいいです。
Blues ballad
ブルージーかつブラジル風のバラードナンバー。
Overtrue
同時期のアースウィンド&ファイアっぽいファンキーな曲。
Why I’m alone
メロウで寂しい雰囲気のバラード。