Spencer Davis group. Mojo rhythms & Midnight blues vol.1
ブリティッシュビートの中でもアニマルズと並び本場のブルースやR&Bのノリとロックのワイルドさを上手に融合していたグループがこのスペンサーデイヴィスグループです。そんな彼らが1965年からスティーブウィンウッド脱退後の1968年までにテレビかラジオ放送用にスタジオで行ったライブ音源をまとめたのがこのアルバムです。これとvol.2を先に聴いてしまったせいかスタジオバージョンを聴いても若干の物足りなさを感じてしまいます。
Midnight special
軽快なグルーヴがかっこいい演奏とワイルドなボーカルがかっこいい曲。
It’s gonna work out fine
ジャングルビートをアレンジしたようなリズムがかっこいい甘いメロディのR&Bナンバー。この時期のブリティッシュビートらしい元気いっぱいのコーラスが楽しいです。
Dimples
ジョンリーフッカーのカバー。黒人グループと言われれば信じてしまいそうなくらい演奏がグルーヴィーで本当かっこいいです。
Watch your step
思わず踊り出したくなるくらいノリノリのロックナンバー。
It hurts me so
切ないバラードナンバー。すごいグッときます。
I can’t stand it
スカっぽいリズムギターとブルージーなリードギターがかっこいいミドルテンポのロック。ここまでが65年の曲です。
She put the hurt on me
グルーヴィなベースがかっこいいほんのりラテン風のポップなR&Bナンバー。オリジナルはオーティスレディングです。
Keep on running
ファンキーなベースとカミソリのようなファズギターが66年らしくないワイルドなロックナンバー。
Goodbye Steivie
リズムがGreen onionっぽいジャジーな曲。
We’ll be togeher, til’ the endof time
スウィートなソウルバラード。
When i come home
ファンクのリズムギターみたいなギターリフがかっこいいロックナンバー。
Mean woman blues
コーラスが楽しいロックンロールナンバー。
Can’t get enough it
ズッシリしたベースがかっこいいスウィンギーなロックナンバー。
Oh! pretty woman
怪しげなベースラインとタイトなドラムがかっこいいロックナンバー
Neighbour, Neighbour
ファンキーなリズムがかっこいいR&Bナンバー。ここまでが1966年録音です。
I’m a man
ワイルドなオルガンがめちゃくちゃかっこいいロックナンバー。65年の曲と比べるとコーラスが上手くなっています。
Gimme some lovin’
このバンドの曲の中で1番好きなのがこの曲です。ボーカルもオルガンもドラムもスタジオ版よりも荒いノリで本当にかっこいいです。
Don’t want you no more
グルーヴィなブルースナンバー。ブッカーT & The MG’sっぽい感じの演奏で思わず体を動かしたくなってきます。
Mr, second class
キンクスやホリーズっぽいポップなブリティッシュビート。こういう系統の曲もキマってます
Tiem seller
Mr, second classと同じ系統のドリーミーなバラードナンバー。ここまでが1967年の録音です。
ここからが1968年でスティーブウィンウッドに代わってエディハーディンがバンドの中心になります。
Moonshine
グルーヴィーなブルースナンバー。ワイルドなスティーブのオルガンもいいですがこの時期のジャジーなオルガンもかっこいいです。
Feel your way
リズムギターにワウを使ったクールでグルーヴィなR&Bナンバー。
With the new face on
青い影風のクラシカルなバラードナンバー。