B,S&T. Child is father to the man (1968)
今日はB,S&Tの子供は人類の父であるを紹介します。このアルバムのジャケットは子供を抱えるメンバーの写真。始めはいい写真だなと思っていましたがよく見ると子供の顔とメンバーの顔が全く同じです。これはない。気持ち悪いというか不気味というか…
どの曲もクラシックやフォークをポップにアレンジした曲が多く2ndアルバムで聴けるような豪快なロックにジャズやソウルを融合させた路線とはかなり印象が異なります。
メンバー
フレッドリプレシウス:サックス、ピアノ、他
ジムフィルダー:ベース
ボビーコロンビー:ドラム、パーカッション、ボーカル
スティーブカッツ:ギター、ボーカル
アルクーパー:オルガン、ピアノ、シンセ、ボーカル
ディックハリガン:トロンボーン
ランディブレッカー、ジェリーワイストランペット、フリューゲルホーン
他
Overture
クラシック風のストリングとヒステリックな笑い声で構成される1分半の曲。
I love you more than You’ll ever know
落ち着いた気品あるロックナンバー。ちょっと意外ですがダニーハサウェイも歌っています。
Morning glory
ポップな雰囲気のフォークソング
My days are numbered
ベースラインがグルーヴィーな曲で2nd以降に通じるものがあります。
Without her
ボサノヴァっぽいナンバー。ボーカルも演奏も次作以降にはないポップさがあります。
Just one smile
映画音楽のような曲。全くロックっぽさがないです。
I can’t quit her
久々のロックナンバー。分厚いホーンがかっこいいです。
Meagan’s gypsy eyes
童謡のようなメロディの曲。ボーカルはアルではなくディックハリガンだと思います。
Somethin’ goin’ on
ブルーススタイルのナンバー。この中では一番次作以降の路線に近いと思います。
House in the country
ミュージカル風の陽気な曲ですがテープの逆再生のような音が入ったりして一癖も二癖もあるアレンジです。
The modern adventures of Plato, Diogenes and Freud
オーケストラの伴奏だけの曲。この時代らしい無駄に大袈裟なタイトルのせいもあってかあまり好きな曲ではありません
So much love/ Underture
ソウルの要素もある曲。後半はOvertureのリミックス。