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Stevie Wonder. Talking book (1972)

前作と同年にスティービーはもう一枚、しかも前作以上のクオリティのどんでもないものをリリースします。前からスティービーやこのアルバムの凄さは感じていましたがこの話を知った時その気持ちはより強くなりました。

メンバー
スティービーワンダー:シンセサイザー、クラヴィネット、エレピ、アコースティックピアノ、ドラム、ボーカル
ジェフベック、レイパーカーjr、バジーフェイトン:ギター
スコットエドワーズ:ベース
トレヴァーロレンス、デイヴィッドサンボーン:サックス
ダニエルベンゼブルン:パーカッション、コンガ
ジムギルストラップ、グロリアバーリィ、シャーリーブルーアーデニースウィリアムス:ボーカル

You’re the sunshine of my life
ボサノヴァとソウルをミックスしたような曲。曲の最初でボーカルをとっているのはジムギルストラップです。

Maybe your baby
シンセとクラヴィネットがうねりまくるスローテンポのファンクナンバー。ギターソロはレイパーカーjrです。

You and I
ジャジーなピアノが美しい優しいバラードナンバー。

Tuesday hertbreak
ミドルテンポの軽やかなファンクナンバー。サックスはデイヴィッドサンボーンです。

You’ve got it bad girl
迷信のシングルのB面に収録されていた曲でゆったりとしたソフトなファンクナンバーです。(この曲と迷信はクインシージョーンズが同じタイトルのアルバムでカバーしているうえに迷信にはスティービー、ビリープレストン、ビルウィザーズが参加しています。

Supersitition
タイトなドラミングとファンキーなクラヴィネットが最高にファンキーな曲。ビッグバンド風のホーンセクションもかっこいいです。元々はジェフベックのために書いたというのは有名な話ですがスティービーが演奏したのは正解だと思います。(とは言えこの頃のジェフベックならマックスミドルトンのクラヴィネットに合わせてジェフがワウをかけたギターを弾きまくるハードなファンクロックになったはず)

Big brother
ハーモニカとドラムがアーシーなナンバー。前作に収録されていても違和感のない曲調です。

Blame it on the sun
Latlyっぽい切ないメロディのバラードナンバー。

Lookin’ for another pure love
ジェフベックとバジーフェイトンのツインギターが印象的なシンプルなバラードナンバー(中盤のギターソロはジェフ)

I believe (When i fall in love it will be forever)
ミニマルなリズムが印象的なバラードナンバー。