Rod Stewart. Atlantic crossing(1975)
今日はロッドスチュワートのワーナー移籍後初のアルバムのアトランティッククロッシングを紹介します。MG‘sやマッスルショールズのセッションミュージシャンを多く起用したサザンソウル風の渋みのあるサウンドが特徴です。オリジナルではA面はfast sideでアップテンポのロックナンバー、B面はSlow sideでソウルバラードナンバーが収録されてます。
メンバー
ピートカー、スティーブクロッパー、ジェシエドデイヴィス、ジミージョンソン、フレッドタケット:ギター
デイヴィッドリンドレー:マンドリン、ヴァイオリン
ドナルドダックダン、ボブグラウブ、デヴィッドフッド、リースカラー:ベース
ロジャーホーキンス、アルジャクソン、ウィリーコリア、ナイジェルオルソン:ドラム
バリーべケット、アルビーガルテン:キーボード
メンフィスホーンズ:ホーン
他
Three time loser
同時期のストーンズのようなサザンソウル風味のロックナンバー。
Alright for an hour
ほんのりジャマイカ風のミドルテンポのロック。Pファンクのジェロームブレイリーとスティーブガッドが一緒になったようなドラムがかっこいいです
All in the name of rock’n roll
ロカビリーをそのままハードロックにしたようなナンバー。
Drift away
ドビーグレイのカバー。B面に入れても違和感のなさそうなミドルテンポの切ないバラード。
Stone cold sober
ストーンズ風のルーズなロックナンバー。
I don’t want to talk about it
繊細なギターとマンドリンが印象的なバラードナンバー。オリジナルはニールヤングのバックバンドとして有名なクレイジーホースです。
It’s not the spotlight
サザンソウルらしい無骨なベースがかっこいいバラード。この曲と次のThis old heart of mineは聴いていて泣けてきます。
This old heart of mine
アイズレーブラザーズのカバー。オリジナルはアップテンポのモータウンサウンドですがロッドは切ないサザンソウルにアレンジしています。(特にエレピの音が切ないです)
Still love you
フォーキーなバラードナンバー。
Sailing
ロッドの代表曲の一つ。キリスト教的な歌詞の壮大なバラードナンバーでゴスペルの要素も感じるいい曲です。オリジナルはスコットランドのデュオグループのサザーランドブラザーズです。