![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134831433/rectangle_large_type_2_fc6bedb3dd90db488056e2959eb791d5.png?width=1200)
John Scofield - S.T(1977)
6月にジョンスコフィールドが来日します。僕は会場まで遠いので行けそうにないですが行く方や興味が出た方のために予習として日本で製作されたファーストアルバムを紹介します。当時ジョンは日野皓正さんのバンドに所属しており二曲は当時の日野皓正バンド全員が、残りはリーダー抜きのトリオでの演奏になります。当時はまだ25歳の無名の新人でしたが既にそのスタイルはほぼ完成されています。
メンバー
ジョンスコフィールド:ギター
クリントヒューストン:ベース
日野皓正:トランペット(1、4)
日野元彦:ドラム
Public Domain
唸るようなウッドベースがかっこいいほんのりアジア風のジャズロックナンバー。
Amy
トリッキーな演奏ばかりが注目されるジョンですがここでは美しいメロディを繊細に歌うように弾いています。激しかったりトリッキーな演奏が上手い人は美しいメロディを弾くのもとても上手いです。
Blues For Okinawa
明るいテーマを持ったブルースナンバーで沖縄公演の印象を基に書いた曲のようです。
V.
皓正さんのトランペット入りの曲で4ビートのウォーキングベースがかっこいいストレートアヘッドな一曲。タイトルは当時読んでいた小説から。
Un Toco Loco - Ballet
日野元彦さんがバドパウエルのウンポコロコと自身のニックネームのトコをもじったタイトルのオリジナルとマイクギブスのバレーのメドレー。ドラムとギターの激しいアドリブのやり取りが聞けます。
Ida Lupino
カーラブレイの曲で唯一録音に関わってない人物の曲です。繊細ながらも不安定な演奏が印象的です。