Janet Kay. Silly Game(a.k.a Capricorn woman) (1982)
ジャマイカ発祥のレゲエ。これをイギリスにいるジャマイカ系の人たちがポップにアレンジしたものをラバーズロックといいます。あまり詳しくはないですがこのアルバムは大好きな一枚です。メンバーやプロデューサーは知らない人たちばかりですがラバーズロック、UKレゲエ界では有名な人たちのようです。
配信にはありませんがこのベスト盤にほとんどの曲が入っています
メンバー
ジャネットケイ:ボーカル
ニックストラケット:キーボード
ジョージオバーン:ベース
アンガスゲイ(ドラミーゼブ):ドラム
マリーピエール:コーラス
スティーブグレゴリー:サックス
ジョンカーバイ:ギター
デニスボーヴェル:ベース、ドラム
他
Silly Game
ゆるっとしたリズムと少しチープなキーボードがクセになるサウンドです。ジャネットのボーカルもミニーリパートン、デニースウィリアムス、シリータライトのようなハイトーンでキュートなスタイルで聞いていて心地よい一曲です。
Imagine That
少しアップテンポのダブっぽい演奏がかっこいい曲。特にギターなんかはファズやエコーを多用していてサイケとは違うけど似たような気分になります。
Feel No Way
ルーツロックレゲエっぽいサウンドの曲。ジャジーなホーンやソウルっぽいコーラスが入るのはイギリスらしいなと思ったりもします。
Rock The Rhythm
ゆるくてポップなナンバー。ただ緩いだけじゃなくてここぞと言うところでドラムがジャーンと入るのが面白いです。
Closer To You
クラヴィネットを使ったファンクっぽいサウンドの曲。ジャマイカのレゲエもそうですがクラヴィネットを使ったりリズムを少しタイトにするだけでそこまで似ていないはずなのにファンクっぽくなるのは面白いなと思います。
Do You Love Me
イントロのラテンタッチのホーンがかっこいい曲。ポンポンがあるせいかこの時代らしさを1番感じます。
Can’t give it up
ダブっぽいリズムと陽気なホーン、ポップなボーカルの組み合わせが面白い曲。
They Night
重量級のベースラインがかっこいい曲。ジャジーで気だるいサックスもかっこいいです。
Capricorn woman
ほんのりフュージョンっぽいサウンドのバラードナンバー。
ここからはボーナストラックです。3曲ともいい曲ではありますがジャネットのボーカルはなし。なぜ入れたのか不思議です。(もしかしたら同じセッションのあまり時間で録音されたのかも)
Organ Rock
オルガンがかっこいいソウルフルなラバーズロックナンバー
Sax it up
Can’t give it upを元にアレンジした曲。Can’t give it upよりもルーズなサウンドで個人的にはこっちのほうが好きです。
Feel Away
インストダブナンバー。編集でほとんど原形を留めていないピアノの不思議な音が印象的です。