Milt Jackson Plenty,Plenty Soul. (1957)
ミルトジャクソンのソロというとソウルフルなブルーススタイルに定評があります。本作はそんなミルトをA面はクインシージョーンズ指揮のラージコンボでB面はサックス、トランペットのクインテット+ミルトで録音しています。。どちらもいいので一枚のアルバムにせずA面のメンバーで一枚、B面のメンバーで一枚作ってほしかったです。
メンバー
両面参加
ミルトジャクソン:ヴァイブ
ホレスシルバー:ピアノ
ジョーニューマン:トランペット
A面(1〜3)
ジミークリーヴランド:トロンボーン
ロニーピーターズ(キャノンボールアダレイ):アルトサックス(契約の都合で別名でクレジット)
フランクフォスター:テナーサックス
サヒブシハブ:バリトンサックス
パーシーヒース:ベース
アートブレイキー:ドラム
クインシージョーンズ:アレンジ、指揮
B面(4〜7)
ラッキートンプソン:テナーサックス
オスカーペティフォード:ベース
コニーケイ:ドラム
Plenty,Plenty Soul
この頃のクインシーらしい編曲のホーンセクションがかっこいいブルースナンバー。各メンバーのソロはもちろんその後ろでブラシを使ってドラムを叩くアートのプレイもかっこいいです。
Boogity Boogity
アグレッシブなドラミングがかっこいいアップテンポのブルースナンバー。ほどよく洗練されたホーンアレンジがかっこいいです。
Heartstring
ミルト作の美しいバラードナンバー。いままでの曲はホーンの圧が強くてミルトのアルバムかクインシーのアルバムかわからないくらいでしたがこの曲ではミルトのヴァイブを中心にホーンセクションがそれを支えるようなスタイルです。その後ホーンセクションが入りキャノンボールのソロ、ミルトのソロへと続く流れがとても良いです。
Sermonette
キャノンボール作のノリのいいブルースナンバー。キレのいいドラミングがかっこいいです。
The Spirit-Feel
アップテンポのソウルフルなナンバー。ラッキートンプソンのテナーサックスがかっこいいです。
Igununt Oil
いつもの仲間とのジャムセッションのようなくつろいだ雰囲気のブルースナンバー。
Blues At Twilight
黄昏た雰囲気のブルースナンバー。楽しかったジャムセッションももう終わりこれをやったら家に帰ろうそんな雰囲気の一曲です。