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Boz Scaggs. Moments(1971)
70s後半にAORシンガーとしてヒットしたボズスキャッグス。71年制作の本作ではAORは影も形もなく当時ボズがいたベイエリアらしいソウル、ファンク、ラテンにこの頃出来立てのSSW風のサウンドをミックスしたサウンドです。
メンバー
ボズスキャッグス:ギター、ボーカル
デイヴィッドブラウン、ビルアトウッド:ベース
ジョージレインズ:ドラム
ダグシムリル:ギター、キーボード
ジョアヒムヤング:キーボード
カーリークック:ギター
ベンシドラン:キーボード、ヴァイブ
ジョンマクフィー:スティールギター
コークエスコヴェート、ピートエスコヴェート:パーカッション
We Were Always Swethearts
ベイエリアらしいほんのりラテン調でホーンセクションがシャープなファンクナンバー。メロウなギターやラテン色の強い熱いフルートがかっこいいです。
Downright Woman
ボサノヴァのリズムを使った涼しげなナンバー。
Painted Bells
SSW色の強いバラードナンバー。サザンソウル風のグルーヴィなオルガンがかっこいいです。
Alone, Alone
ストレートなカントリーバラードナンバー。このなんでもありな感じがいかにもベイエリアらしいです。
Near You
スワンプロックにも通じる女声コーラスやパーカッシブなピアノが使われたバラードナンバー。
I Will Forever Sing (The Blues)
タイトルにもあるように泥臭いブルースナンバー。ファンキーなベースラインがかっこいいです
Moment
ソフトなロックバラードナンバー。サビは女声コーラスやパーカッションでソウル風に盛り上げいます。この曲は後のAORっぽいサウンドですがシンセやTOTOのメンバーがいないせいか時代が前のこちらのほうが古さを感じません。
Hollywood Blues
泥臭いブギーナンバー。マッスルショールズで録音したことがあるだけあって南部風のナンバーもピッタリあっています
We Been Away
メロウなエレピが美しいソウル風のバラードナンバー。
Can I Make It Last (Or Will It Just Be Over)
ほんのりスピリチュアルな雰囲気の美しいインストナンバー。
ボーナストラックです。
We Were Always Swethearts
Near You
シングルバージョンです。
I Feel So Good
ライブ音源でホーンセクションがかっこいいブギーナンバー。
Hollywood Blues
こちらもライブ音楽でオリジナルよりもテンポを上げてロックンロールにアレンジしています。