見出し画像

Crusaders. Standing tall (1981)

今日はクルセイダーズのスタンディングトールを紹介します。いままでも時代に合わせて名前やスタイルを変えてきたクルセイダーズですがこのアルバムでは大胆にシンセや軽いスラップベースといったものを導入しています。なので人を選びそうなサウンドに仕上がっていますが個人的には好きな一枚です。

メンバー
クルセイダーズ(ジョー、スティックス、ウィルトン)
ジョーコッカー:ボーカル
デイヴィッドTウォーカー、ラリーカールトン、ディーンパークス:ギター
マーカスミラー、ルイスジョンソン:ベース
ビリープレストン:オルガン
パウリーニョダコスタ:パーカッション
マーカスとルイスの2人のベーシストが時代を感じます。 

Standing tall
イントロのシンセは今の耳で聴くとチープな感じでいらない気もしますがシンセとギターの両方のベースとウェルトンのサックスがファンキーな曲。

I’m so glad, I’m standing here today
ボーカルにジョーコッカーを起用した曲。逆行に力強く立ち向かう不器用な男の歌で、演奏も切なくも力強いです。

Sunshine in your eyes
パーカッシブな曲でノイジーなシンセやカントリータッチのアコギが印象的です。

Funky world
この曲もジョーコッカーがボーカルを担当。タイトル通りファンキーな曲でスティールパンの音が印象的です。

Luckenbach Texas
ウェルトンのサックスが大活躍するポップな雰囲気の曲。他の曲ほど目立ちませんがリズムもタイトでかっこいいです。

Longest night
シンセの音やメロディが日本の歌謡曲っぽい曲。シンセのあとアコースティックピアノのソロになりますがこっちはしっくりきます。やっぱりジョーサンプルはアコースティックピアノとエレピが合います。

I’m so glad, I’m standing here today 
リプライズでストリングスをバックにウィルトンがサックスで歌メロを吹きます。

これで一旦はクルセイダーズのアルバムレビューは終わりです(未紹介の盤のレコードをゲットしたらまたその時h紹介します。)一応もう一枚The good and bad timeというアルバムがありますがこれは過剰な打ち込みとギターがクルセイダーズらしいをかき消していて全くいいと思わなかったのでパスします。

明日からはメンバーのソロ作を紹介します。