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Stuff Live at New York (1980)
スタッフの最後のアルバムは本拠地のミケールズでのライブ盤でした。最後のアルバムにして初めての6人全員が揃ったライブは8曲(うち2曲はメドレーのためクレジットは7曲)のうち6曲は新曲という気合の入った内容です。
Sometimes bubba gets down
More stuffから。オリジナルよりもズッシリとしたグルーヴがかっこいいです。
You make it easy
エリックとコーネルのギターの掛け合いがかっこいい曲。マーチング風のリズムのドラミングが印象的です。
You’re a great girl
緊張感のあるハードボイルドなサウンドの曲。これまでのスタッフにはあまりない曲調ですがこれもありです。
Shuffle
シャッフルビートに乗ってギタリスト二人がブルージーなフレーズを弾きまくる曲。こういう曲でのコーネルのギターは最高です。
Love the stuff ~ Ain’t mountain high enough
オリジナルとカバーのメドレーということになっていますがLove the stuffはスティーブンスティルスのLove the one you’re withが元になってる気がします。ソロを入れたりメロディを崩してるうちに別曲並みにアレンジが変わったから自分達の曲にしちゃったような感じです。かなりのアップビートに合わせてハイテンションな演奏を聴かせてくれます。後半のAin’t mountain high enoughはリズムは原曲のままでメロディはかなり崩してラフな感じで演奏しています。
Duck soup
コーネル作のアーシーで粘りのあるミディアムナンバーです。
The real McCoy
79年に亡くなったヴァンマッコイに捧げられた曲。明るくファンキーだけど寂しくゴスペル風でもある一曲です。(クレジットにはヴァンマッコイにこのアルバムを捧げるという一文もあります)