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Jeff Beak. Blow by blow (1975)
3大ギタリストことジェフベック、ジミーペイジ、エリッククラプトン。僕はペイジもクラプトンも微妙だったのでジェフベックも微妙かとずっと思っていました。ただ昨日ブロウバイブロウを聴いて驚きました。スティービーワンダーとハービーハンコックとマハビシュヌオーケストラをミックスしたサウンドは本当にかっこいいです。普段初めて聴いたその日に夢中になって何度も聴くことは滅多にないですがもう3回聴いています。本当おすすめです。
メンバー
ジェフベック:ギター
マックスミドルトン:キーボード
フィルチェン:ベース
リチャードベイリー:ドラム、パーカッション
ジョージマーティン:オーケストラアレンジ、プロデュース
淡い水彩画風のジャケットが印象的です。
You know what I mean
イントロのファンキーなギターリフの時点でかっこいいですがリズムギターにクラヴィネット、ベースが加わりスリリングなリードギターがその上を動き回るのは聴いていてワクワクしてくるベック流ジャズファンクです
She’s a woman
ビートルズのカバー。ほんのりレゲエ風のリズムにのってボコーダーを使って歌うのが面白いです。この曲ではギターはストレートにメロディラインに徹しています。
Constipated duck
タイトで少しドタバタしたドラムがかっこいいジャズファンクナンバー。どの曲もそうですがベースがすごくかっこいいです。
Air blower
ハイテンションなファンクロックナンバー。エフェクターをかけてギンギンにとがったギターがかっこいいです。後半でテンポを落としたジャムパートもまったりしていて気持ちいいです。
Scatterbrain
疾走感と荒っぽさのあるロックナンバー。マハビシュヌオーケストラっぽい音です。
Cause we’ve ended as lovers
スティービーワンダー作曲の切ないメロディのバラードナンバー。泣きのギターなんて表現がありますが本当にそんな感じです。
Thelonious
このアルバムで1番ヘビーなファンクナンバー。エフェクターをかけてブリブリなるギターやボコーダー越しのスキャットが印象的です。クラヴィネットはノンクレジットですがスティービーワンダーが弾いているらしいです。
Freeway jam
ファンキーなリズムにのってジェフが自由にギターを弾く曲。ファンキーなリズムやハードロックっぽいフレーズもありますが爽快感もあって気持ちいい曲です
Diamond Dust
ジャジーなピアノとオーケストラが美しい曲。曲が終わるとすごく名残惜しい気持ちになります。