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Smokey Robinson – Where There's Smoke...

ミラクルズのリーダー、モータウン副社長、ソングライターとしてモータウンを支えてきたスモーキーロビンソン。70年代になるとミラクルズを辞めソロミュージシャンとしてクワイエットストームという新たなムーブメントを作ることになります。本作ではディスコ色が強く出ていますがシルキーなクワイエットストームサウンドは健在です。

メンバー
ネイザンワッツ、ラリーデイヴィス、チャックレイニー、バーナードリード:ベース
エディ"ボンゴ"ブラウン、ジェイムズスレッジ:コンガ、ボンゴ
レジナルドバーク:カウベル
ブライアングライス、デニスデイヴィス、ジェイムズギャドソン、スコッティハリスン:ドラム
グレッグフィリゲインス、ローレンスハンクス、ロジャーハリス、ロンランシファー、ロニーマクネアー、ソニバーク、テリーフライヤー:キーボード
バイロングレゴリー、デイヴィッドTウォーカー、ダニーレイク、マーヴィンタープリン、ワーワーワトソン、マイケルセンベロ、ポールジャクソンjr:ギター

It's Good Night
ビンビンのスラップベースがディスコな一曲ですがスモーキーのシルキーな声とメロウなメロディはたまりません。盤が反っているせいで頭の部分がしっかり再生されないのが残念です

I Love The Nearness Of You
ジャズ風のしなやかなグルーヴとメロディが心地よいミディアムナンバー。

The Hurt's On You
メロウなクワイエットストームナンバー。デヴィTのしっとりとしたギターや程よい甘さのストリングスやコーラスが最高です。

Ever Had A Dream
重たいドラムがかっこいいミディアムナンバー。

Get Ready
60年代にテンプテーションズのために書いた曲。ディスコで安易なリレコみたいで微妙です

Share It
ポップ系のミュージシャンのディスコっぽい一曲。スモーキーがやらなくともといった気がします。

Crusin'
浮遊感がたまらないメロウグルーヴナンバー。後半のデヴィTのギターも素晴らしいです。正直B面(後半3曲)はこの曲のためだけ。なんならこのアルバムはこの曲を聴くために買っても損はないといっても過言ではありません!