Solomon Burke. I wish I knew (1968)
ゴスペル(教会)からの影響の強いソウルシンガーは多くいますがソロモンバークほど教会と密接に関わったシンガーは多くないでしょう。少年時代から説教を行いラジオでゴスペルを歌い歌手活動と同時に葬儀会社を営んでいました。歌手としてもソウルはもちろんストーンズ、ヴァンモリソン、デレクトラックスなど影響を受けたロックミュージシャンはたくさんいます。今日はそんなソロモンバークが初めてニューヨークを離れ南部(場所は不明ですが僕はフェイムな気がします。)で録音したアルバムを紹介します。
I wish i knew (How it would feel to be free)
ゴスペル風のソウルナンバー。
Get out of my life woman
スローテンポのズッシリしたソウルナンバー。イントロのドラムと語りがヒップホップみたいで面白いです。
Meet me in church
レイチャールズ風のブルースとゴスペルを混ぜの切ないバラードナンバー。
By the time i get to phoenix
淡々とした演奏とボーカルが印象的なバラードナンバー。
Then you can tell me goodbye
切なさいっぱいのサザンソウルナンバー。初期のカントリー風のバラードやノリのいいジャンプナンバーもいいですがこういうスタイルが1番似合っている気がします
What’d i say
レイチャールズのカバー。オリジナルよりも軽快でコーラスが賑やかなソウルナンバーです。
Since I met you baby
素朴な歌い方が印象的なバラードナンバー。優しく寄り添うようなギターや合いの手のような柔らかいホーンが好きです。
Save it
シャープなオルガンとシャウトするボーカルがかっこいい曲。
Shame on me
素朴なゴスペルっぽいバラードナンバー。
Why, why, why
クラシックっぽいメロディのソウルバラード。
おまけ
Soul meeting
同年にリリースされたシングル。ソロモンバークにアーサーコンリー、ドンコヴェイ、ベンEキング、ジョーテックスというアトランティックのスターたちがシャウトするファンキーで楽しい曲です。