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Stuff. S,T (1976)
モントルーでのライブが話題となったスタッフ(日本でもライブの様子が放送されたようです)はライブから約半年経ってようやくリリースしたのがこのアルバムです。ライブには参加しなかったクリスパーカーを含めた6人による力強く時に繊細な演奏が聴ける一枚です。一つ残念なのはジャケット。洗剤か宅配ピザのパッケージみたいでもっとアレンジしてもよかった気がします。
Foots
アーシーなミディアムナンバー。脈打つようなズッシリとしたベースラインがかっこいいです。
My sweetness
フェイザーをかけたエレピのメロウなメロディと、ほんのりレゲエっぽいリズムが心地良い曲。エレピだけでなくたまにオルガンを弾いたり、中盤でクラヴィネットを使ったファンキーなソロをプレイしたりとリチャード大活躍の一曲です。
(Do) you wanna of this
ミディアムテンポのジャズファンクナンバー。ファンキーな曲は多いですがここまでファンクビートを全面に出した曲は2nd以降ではあまり聴かない気がします。
Lokking for the juice
ミディアムテンポのファンキージャズっぽい曲。
Reflection of divine love
ブルージーなギタープレイが印象的な曲。レゲエのようでレゲエじゃないリズムが印象的です。
How long will it last
スタッフらしいグルーヴが最高にかっこいい一曲。ライブでも涙届けてと同じくらい受けのいい曲です。
Sun song
リズムも演奏も聴いていて心地よい一曲。
Happy farms
シャッフルするドラムが気持ちいいアーシーでご機嫌な曲。
Dixie / Up on the roof
唯一のカバー曲で前半はトラディショナル、後半はキャロルキング作のドリフターズの曲で、どちらもスタッフらしいスタイルにアレンジしています。アルバムの最後にふさわしいしっとりとしたスローナンバーです。