Booker T. Evergreen (1974)
スタックスを退社後リリースした初めてのソロアルバムです。コッテリしたサザンソウルというよりはフリーソウルのような曲が多いです。
メンバー
ブッカーTジョーンズ:キーボード、ギター、ベース
デイヴィッドTウォーカー:ギター
ジムケルトナー、サミークリーソン:ドラム
ボブグラウブ、アレクサンダースミス:ベース
ボビーホールポーター:コンガ
Jamaica song
波の音から始まるソフトな曲。ブッカーTの声も意外と高く子供のコーラスが入ったりしてフリーソウル受けしそうな一曲です。
Mama Stewart
バンジョーが印象的なフォーキーな曲。
Tennessee voodoo
フルートの音エコーをかけたボーカルが幻想的な曲。
Flamingo
インストナンバーでMG‘sの時のようにハモンドを弾いています。さらにベースもファンキーで好きな曲の一つです
Song for Casey
フュージョンっぽいメロウソウル。他の曲は分かりませんがこの曲のギターは間違いなくデヴィッドTウォーカーでドラムはジムケルトナーだと思います。
Evergreen
ファンキーなフュージョンタッチのインストナンバーです。
Country days
カントリーブルースのようなリズムのアーシーなナンバー。音は洗練された雰囲気なのでギャップが面白いです。
Why me
ゴスペルっぽい雰囲気の曲でビルウィザーズのリーンオンミーが好きな人なら気に入りそうです。
Front street rag
ブッカーのピアノソロの曲で曲名通りラグタイム風です。
Lie to me
サックスが印象的なバラードナンバー。
ここからはボーナストラックです
Evergreen(single vesion)
2分に編集したバージョンです。
Life is funky
アルバムの雰囲気とは真逆の重苦しい雰囲気の曲
Take me to river
アップテンポのファンクナンバー。重たいベースがかっこいいです。
Love is the strenge
この曲はなぜかこのアルバムとは関係のない曲でプリシラクーリッジとのデュエットアルバムのアウトテイクです。まったりとした雰囲気でほんのりメロウなバラードです。
A winter shade of pale
プロコルハルムのカバー。オリジナルよりもグルーヴィーなベースとエコーをかけたボーカルが印象的です。
(Your love is has lifeted me)Higher and higher
ジャッキーウィルソンのカバー。オリジナルとほぼ同じアレンジですが声質の違いかかなり違うアレンジに聞こえます。