Bernard Purdie. Shaft (1972)
今日はバーナードパーディのシャフトを紹介します。荒野?に伸びる3本のドラムスティック。ツッコミどころはいろいろありますが1番は1本はどこから持ってきたのか?ということ。
メンバー
Bernard Purdie:ドラム
Gerry Thomas, Danny Moore:トランペット
Charlie Brown, Wille Bridges, Houston Person:サックス
Neil Creque:エレピ
Billy Nichols, Loyd Davis:ギター
Gordon Edwards:ベース
Norman Pride:コンガ
Rudy Van Gelder:エンジニア
ルディヴァンゲルダーというとモダンジャズやCTIのようなイージーリスニングよりのフュージョンのイメージが強いですがこんなファンキーなアルバムの録音もしていたとは!
Theme from shaft
オリジナルよりも落ち着いたアレンジですがジャジーなホーンが印象的です。さらにオリジナルのストリングパートがベースソロやドラムソロになっています。
Way back home
クルセイダーズのカバー。比較的オリジナルに忠実なアレンジのレイドバックしたジャズファンクです。
Attica
ノリのいいほんのりラテンタッチのジャズファンクナンバー。バーナードのドラミングも冴えていてとってもかっこいいです。
Them chenges
バディマイルスのカバー。オリジナルよりもテンポを少し落としたアレンジでサックスがボーカルパートを担当しています。
Summer melody
ズッシリとしたリズムとメロウなメロディが対照的な曲。
Butterfingers
JBのような熱い演奏がかっこいい曲。個人的にはベースラインがスタッフがカバーしたスティービーワンダーの「涙届けて」に似ている気がします。どちらもゴードンエドワーズがベースを弾いているので彼の十八番のフレーズなのかも知れません。