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The Rolling Stones. It’s only Rock’n Roll (1974)
ストーンズのアルバムでこのタイトルならロックンロールのアルバムだと思いますが内容はソウルやファンク、レゲエをロックとミックスした王道のロックとはちょっと離れた曲が多いです。それが理由で初めはあまり好きではなかったけど聴いていくとだんだんと良さの分かるいいアルバムだと思います。
メンバー
ミックジャガー:ボーカル、ギター
キースリチャーズ:ギター、コーラス、ベース
ビルワイマン:ベース、シンセサイザー
チャーリーワッツ:ドラム
ゲストミュージシャン
ニッキーホプキンス(4〜6、8、10)、イアンスチュワート(3、7、9):ピアノ
ビリープレストン(1、2、10):キーボード
レイクーパー:パーカッション
ブルーマジック:コーラス
チャーリージョリー:タブラ
エドレイチ:カウベル
It’s only Rock’n Roll参加メンバー
ロンウッド:12弦ギター、コーラス
ウィリーウィークス:ベース
ケニージョーンズ:ドラム
If you can’t rock me
ノリのいいロックンロールナンバー。中盤の伴奏はファンクっぽい感じもします。
Ain’t too proud to beg
テンプテーションズのカバー。めちゃくちゃかっこいいファンクロックナンバーです。(特にビリーのキーボードがファンキーで最高です)
It’s only Rock’n Roll
タイトル曲ですがメンバーが異なります。タイトル込みで最高のロックンロール曲だと思います。
Till the next goodbye
ストーンズのアルバムに必ず一曲はあるカントリータッチのバラードナンバー。カントリー色を壊さない程度にソウルがミックスされていてストーンズのこういう路線の曲の中で一番好きです。
Time waits for no one
ソウル色の強いロックバラードナンバー。ミックテイラーのギターソロが印象的です。
Luxury
キースのざらついたリズムギターがかっこいいストレートなロックナンバー。
Dance sister dance
タイトなドラムとざらついたリズムギターがかっこいいロックナンバー。
If you really want to be my frend
コーラスでフィリーのグループブルーマジックが参加した美しいバラードナンバー。初めて聴いた時からコーラスが気に入っていましたがこれを書くために調べて初めて声の主が好きなブルーマジックと知って驚いています。
Short and curlies
シンプルなR&Bナンバー。悪い曲ではないですが前後がめちゃくちゃいい曲なので印象が薄いです。
Fingerprint file
暴動の頃のスライを思わせるダークなファンクロックナンバー。2分半頃にアレンジが変わるとブラックスプロイテーション映画のサントラに入っていそうですごくかっこいいです。楽器が重なっていき徐々に初めのパートに戻ります。
おまけ
3曲のMVが作られています。どれもアルバムバージョンとは演奏が微妙に異なります。映像で見るとミックテイラーめちゃくちゃ美形です。