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Peggy Lee - Let's Love
40年代から活動しているシンガーのペギーリー。流行りもの好きだったのかその時代の最新のサウンドや楽曲のカバーに挑戦した作品も多いですがその中でも一番が本作。タイトル曲のソングライティング、ピアノ演奏、指揮でポールマッカートニーが、残りの曲ではデイヴグルーシンがアレンジを行い演奏ではグルーヴ職人が参加。メロウ&ファンキーなソウル、フュージョンに仕上がっています。
メンバー
ペギーリー:ボーカル
デイヴィッドTウォーカー、リーリトナー、デニスバディマー、ダンファーガソン:ギター
デイヴグルーシン:キーボード、アレンジ
ジョージギャフニー:ピアノ(4)
チャックレイニー:ベース
ハーヴィーメイソン:ドラム、パーカッション
ディックボーデン:ドラム(4,5)
ボビーホール:パーカッション
ジェロームリチャードソン:ソプラノ、アルト、バリトンサックス
ピータークリスリープ:テナーサックス、フルート
チャールズフィンドレー:トランペット
フランクロソリーノ:トロンボーン
ビンスデローザ:フリューゲルホルン
エドナライト、ジムギルストラップ、ジャッキーウォード、マーティマッコール:バッキングボーカル
Let's Love
ポールマッカートニーがプロデュース、ピアノを担当した一曲でポールってこんな上品なタッチのピアノ弾くっけ?ってなります。メロディはポールらしいバラードナンバーです
He Is The One
メリサマンチェスターの曲。素朴な歌唱と雰囲気を壊さない程度にゴージャスなコーラスと演奏が印象的です。
Easy Evil
ファンキーなウネウネシンセとホーンセクションが効いた一曲。
Don't Let Me Be Lonely Tonight
ジェームズテイラーの曲でこの曲のカバーが入ったアルバムにハズレはありません。気だるく歌い、デヴィTとデイヴがメロウな演奏で包みます。
ALways
1925年にアーヴィンバーリンの曲ですが、E,W&F風のリズムに浮遊感のあるオルガンというかなりファンキーなアレンジがされています。
You Make Me Feel Brand New
スタイリスティックスのカバー。ほんのりエコーをかけた柔らかいボーカルとメロウな演奏がたまりません。
Sweet Lov'Liness
ベース奏者でペギーの友人のマックスベネットの曲。ゴスペル風のアレンジがされた高揚感のあるソウルナンバーです。
The Heart Is A Lonely Hunter
ポロポロと響くピアノと美しいオーケストラが印象的なバラードナンバー。
Sweet Talk
ソフトなコーラスが印象的な一曲。ハーヴィーメイソンの歯切れのいいドラミングがメリハリをつけています。
Sometimes
波のようなストリングスと端正なタッチのピアノが美しいバラードナンバー。
Let's Love
リプライズ