「セルメン流ソウル」Sergio Mendes & Brasil 77. Love Music(1973)
セルメンの新グループは65、66ときて一気に77に飛びました。さらに所属レーベルもA&Mからソフトロックを得意としていたベルへ移籍。サウンドもボサノヴァとポップスをミックスしたサウンドからブラジル色の強いソウルに変化しました。
メンバー
セルジオメンデス:アコースティックピアノ、エレピ
ボニーボウデン、グラシーニャラポラーセ:ボーカル
オスカルネベス:ギター
セバスチャンネトー:ベース
クラウディオスローン:ドラム
ラウディールオリベイラ:パーカッション、コンガ
パウロダコスタ:パーカッション
Where Is Love
ダニー&ロバータのカバー。アコースティックな洗練されたブラジリアンソウルです。
Put A Little Love Away
メロウなソウルバラードナンバー。セルメンのジャジーなピアノが印象的です。
Don’t Let Me Lonely Tonight
ジェイムズテイラーのカバー。フォーク色を残しつつもボサノヴァにアレンジ。66色が強い一曲です。
Killng Me Softly
ロバータフラックのカバー。ストリングをバックにしたメロウなバラードで女声ボーカルのハモリが美しいです。
Love Music
パーカッシブなソウルナンバー。ホーンを使ったり、セルメンもリズミカルにエレピを弾いていて他の曲とちょっとだけ雰囲気が違います。
You Can Dress Up A Broken Heart
ソフトロック風のメロウなナンバー。
Hey Look At The Sun
フォーキーなメロウナンバー。セルメンのキラキラしたエレピが最高です。
Walk The Way You Talk
バートバカラックの曲。66色の強いポップナンバーです。
I Won’t Last Without You
切ないタッチのポップナンバー。舞うようなフルートやストリングが印象的です。
I Can See Clealy Now
ジョニーナッシュのカバー。レゲエ風のミディアムテンポだったオリジナルに対してアップテンポのボサノヴァ風ソウルにアレンジしています。エレピのリフがかっこいいです。