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The Crusaders - Scratch(1974)
クルセイダーズとしては初のライブアルバムです。しかも全曲ファンキーなやつを熱気ムンムンで演奏しています。アルバム数の多いクルセイダーズですが熱気のあるファンキーな彼らを聴きたいなら真っ先にこのアルバムを聴くことをおすすめします。クルセイダーズのライブもっと聴いてみたいです。発掘音源がリリースされてほしいです。
メンバー
ジョーサンプル:キーボード
ウィルトンフェルダー:サックス
ウェインヘンダーソン:トロンボーン
スティックスフーパー:ドラム
ゲストメンバー
マックスベネット:ベース
ラリーカールトン:ギター
Scratch
パツパツのベースラインとパンチの効いたドラムがかっこいいジャズファンクナンバー。ラリーカールトンがいた頃やそのあともいいですがやっぱりウィルトンフェルダーとウェインヘンダーソンの二菅時代が迫力の面では1番です。
Eleanor Rigby
ビートルズのカバー。湿っぽく重苦しいオリジナルですがファンキーなベースを土台に湿っぽくサイケなキーボードとブルージーなホーンが最高にかっこいい一曲です。ソロはウィルトンのサックスソロで続いてウェインのトロンボーン、ジョーのエレピ。ソロの間ラリーは機関銃のようなリズムギターを弾いていてこれもかっこいいです。
Hard Times
アルバムバージョンよりもレイドバックした演奏です。誰か1人が突出したソロを取るわけではなく息の合った演奏を聴かせてくれます。
So Far Away
こちらもレイドバックした一曲。なぜかみんなやたらと音を伸ばしまくっています。特にホーン2人は息大丈夫?ってくらい音を伸ばしていて客席からの歓声と拍手がすごいです笑。これが終わると熱気いっぱいのリズムセクションとギターの熱い演奏が始まります。このアルバムで1番好きな一曲です。
Way Back Home
クルセイダーズのライブならこれを聴かずには帰れません。前の曲が終わるとすぐにジョーがエレピでこれを弾きながらウェインがメンバー紹介をします。紹介されたメンバーから順番に演奏に加わっていき気がつくと演奏が始まっています。観客も手拍子をしながら聴いていてきっと狭くてステージと客席が近いところなんだろうと思います。2菅ならではの重厚な演奏がかっこいいです