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Ann Burton. Blue burton(1967)

やっと試験やらいろいろ終わってゆっくりできるので久々の更新です。忙しくて疲れた時はゆったりとしたジャズが聴きたくなるのでこのアルバムを紹介します。アンバートンはオランダのシンガーでヨーロッパ各地のクラブや米軍基地で歌っていたそうです。そのためか言われなければ英語圏でない人とは思わないくらい発音が上手です。
あまり有名ではない人ですがクセがなくスキャットもほとんどしない歌い方なのでとても聴きやすいです。実際僕もレコード屋で聴きやすくていいとおすすめされて愛聴版になりました。

メンバー
アンバートン:ボーカル
ルイスヴァンダイク:ピアノ
ジャックニコルズ:ベース
ジョンエンゲルス:ドラム
ピエノールディク:サックス(3、6、8)

I can’t give you anything but love
多くのカバーがあるストレートナンバーです。気だるくゆったりとした雰囲気がいいです

Go away little boy
キャロルキング作のポップソングのカバー。前半のブラシを使ったドラムが印象的です。

He was good to me
サックスが入る3曲の内の一曲です。掠れ気味のサックスが夜っぽい雰囲気でとてもいいです。

But not for me
多くのミュージシャンがカバーしたアイラとジョージのガーシュイン兄弟の曲。ピアノのルイスヴァンダイクはビルエヴァンス風の静かでクラシカルなプレイをする人ですがここではリズミカルなプレイが印象的です

It’s easy to remember
かなりスローテンポのバラードで僕がこのアルバムで1番好きな曲です。

You’ve changed
失恋を歌った歌らしく悲しくもどこか美しい曲です。この曲も掠れたサックスが印象的です。

Good life
ほんのりリズミカルなナンバー。最後にバイバイと言って締めるのが印象的です。

In the wee samll hours of the morning
夜は更けてという今の時間にピッタリな曲。あまり目立たずリズムキープに徹しっていたベースがここでは印象的です。

Sunny
ソウルシンガーのボビーヘブのカバーでウェスモンゴメリーもカバーしています。静かなバラードが多いですがこの曲だけはミドルテンポのリズミカルなナンバーです。q