Deodato . Prelude (1972)
今日はデオダートのヒット作ツゥラトゥストラはかく語りきを紹介します。デオダートはブラジル出身のミュージシャン。ブラジルでデビュー後、アメリカへ渡りアントニオカルロスジョビンやフランクシナトラのアルバム制作に関わりこのアルバムでデビュー。その後もソロ活動とプロデュース業を行い80年代中盤から一時期音楽を引退。現在は音楽業に復帰しているようです。
メンバー
デオダート:ピアノ、エレピ、編曲、指揮
ロンカーター、スタンクラーク:ベース
ジョントロペイ:ギター
ビリーコブハム:ドラム
アイアートモレイラ、レイバレット:パーカッション
マーヴィンスタン:トランペット
ヒューバートロウズ:フルート
他
Also sprach zarathustra
ゆらめくようなエレピの音に導かれるようにタイトでファンキーなドラムが入り、それを合図にホーン隊があの有名なフレーズを吹く。その後もフレーズを挟みつつファンキーなギターソロ、ベースソロに続く。シンプルな構成ですがあまりにもかっこよすぎます。
Spirit of summer
デオダートのオリジナルナンバーで優雅なストリングスが印象的なナンバーで一番イージーリスニングに近い曲です。
Carly & Carole
ラテンタッチのまったりした曲。長めのエレピソロが入っていてピアニストとしてのデオダートを聴くことができます。
Beuetiful bangles and beads
聴いていて楽しいメロディの曲。短いですがパーカッションソロが入ったりロック風のギターソロがあったりと聴きどころがとても多い曲です。
Prelude to afternoon of a Faun
ドビュッシーのカバー。始まってすぐのロンカーターによるベースソロがジャズっぽい印象ですが中盤はラテンタッチのソウルっぽいアレンジです。
Septennber13
このアルバムで一番ファンキーなナンバー。この曲でもジョントロペイのロック的な歪んだギターソロが聴けます。