プロトタイプ思考

センスがある

とか

洞察力あるな

とか人に対して思う時、なんの能力がそう思わせているかを考えてみた。

共通点としては、マルチにタスクこなしてるなぁと誰もが思ったり、最終的にこの人についていけば間違いないと思わせる実行力と実績があるような人。

うちの会社にも数多く優れたビジネスサイドの人とエンジニアがいますが、中でも秀でてるなぁと思う人はどんな人かと考えてみると、一つの共通点があると思っている（情熱とかは、持っているべき別のマインドセットとしてありますが、そこについては今回は触れないでおきます）。

頭の中での仮説検証（頭の中でプロトタイプ作って、それを実行してみること）を素早く行って、その上で行動に移す能力。

プロトタイプ思考とも言うべきかもしれない。

これを作ってみた、とか例えばこれを実行してみた、みたいな人は世の中にも沢山いるのだが、なんか惜しいな、行動してやってるのは凄いんだけどな、、、みたいな事は結構あったりする。何のためのアウトプットかと言うことを考えて行動しているか。

それぞれの人が持っている時間は等しく平等で、見方を変えれば、上に書いた行動が完全に時間の浪費になることさえあり得る（それが自分の趣味で楽しんでいる分には一向にかまわない）。

行動に移してプロトタイプを作るのは極めて大切な能力ではあるが、仮説検証なしに行動をする勿体なさ。簡単なシミュレーションも頭の中で回さずに行動することで、大切な時間を違う方向のプロトタイプに時間を使ってしまう。しかもそれで、手を動かしていることで本人は満足してしまっていたりする。。。

アウトプットを意識して、行動に移せば同じ技術スキルセットでも何倍もの検証ループとアウトプットを起こせる気がする。

自分もまだ人のことを言える訳ではないが、それを意識してまた今日から仕事に向かいたい。