MIZOE ART GALLERY

MIZOE ART GALLERY アートギャラリー みぞえ画廊 Modern / Contemporary Tokyo / Fukuoka JAPAN #mizoeartgallery mizoe-gallery.com

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最近の記事

金 明植 展 

『希望と平和のメッセージ』開催中  〚東京店〛   11月16日(土)から12月1日(日)まで ライブペインティング(水彩)からスタート! 初日は水彩画のライブペインティングを開催いたしました。 金先生の作品はカラフルな油彩がイメージですが、その油彩の作品を描く合間合間には水彩画を常に描いているとのこと・・ 韓国での日常から国内外の旅先でも、常にスケッチブックと画材が入ったカバンを持ち歩き、「いいな」と思った場所で立ち止まり、座り込んでその風景を描いているそうです。 こ

    • 金 明植展 希望と平和のメッセージ

      福岡店では、2024年9月14日(土)-29日(日)まで、 「金 明植展 希望と平和のメッセージ」を開催いたしました。 会場は金先生ならではのカラフルな作品に彩られ、大変明るい 展覧会となりました。 今回は2019年の個展以来、5年ぶりの個展です。その間コロナ禍があり 海外への往来が制限される中、金先生の近況がお気になられていた方も いらっしゃるかと思いますが、先生はとてもお元気です! 金先生の近況 個展は5年ぶりでしたが、先生とはコンタクトを取り続けておりまして、 昨

      • 城ヶ﨑 悟展 「いろのたより2」

        みぞえ画廊 東京店では9月28日(土)~10月14日(月)まで 城ヶ﨑 悟 展 「いろのたより2」を開催いたしました。 タイトルに「2」とついてるのは、福岡店で3月に同タイトルの個展が開催されたためです。福岡での個展に続き、東京の個展のためにも新作を沢山描き上げてくださいました。 展覧会初日から沢山の方が先生の作品をご覧にいらしてくださいました。 そして、二宮律子氏によるヴィオラ演奏を聴きながら絵をご覧いただける特別イベントもおこなわれました。 イベントのタイトルは、「絵

        • 永 武 作品展「胸さわぎ」

          みぞえ画廊 福岡店では、8月17日(土)~9月1日(日)まで、 永武(えい たけし)作品展「胸さわぎ」を開催いたしました。 今回は、実に7年ぶりの個展でした。 7年ぶりの個展。そのわけは・・・。 というのも永先生は、大分県豊後高田市にある西叡山高山寺の天井画 「花曼荼羅」の制作にご専念なさっていました。こちらは、製作期間3年、構想段階から数えると丸5年という歳月をかけた、大仕事でした。 個展には、天井画の原画とサンプルをお持ちいただき、展示しました。 天井画は、一の間

          弓手研平展 還るべき幸せ season2

          イベント盛りだくさんの2週目 初日、2日目を盛況で終え、盛りだくさんのイベントを控えた弓手先生・・ 恒例のライブドローイングに向けてスケッチ取材の旅に出かけられました。 スケッチ取材の旅 『鎌倉~箱根~伊豆』 今回は鎌倉~箱根~伊豆の5日間・・ 縄文時代の次は鎌倉時代?!・・と思わせる旅路・・どんな旅をされてきたのでしょうか。 初日はあいにくの大雨予報・・どしゃ降りとはならなったようですが、雨の鎌倉を描く場所は・・やっぱり!ココ! 描いた角度は・・なんと! 次に向か

          弓手研平展 還るべき幸せ season2

          柴田七美展 Resolution

          2023年11月3日(土)~19日(日)に開催いたしました柴田七美展について、遅ればせながらお伝えしたいと思います。 展覧会では、一枚のキャンバスに一人の人物が大きく描かれた作品が並び、油絵具の物質性を強く感じられる筆跡が印象的でした。 この個展の後にアートフェア東京とKobe Art Marcheへの出品、福岡での個展を終え、更には今年8月末から9月にかけて京都蔦屋での二人展(詳細はブログ最後に)も控えている柴田七美先生。 展覧会中に行われたトークイベントの内容を元に、今

          柴田七美展 Resolution

          オーガ ベン展 「宇宙への手紙」

          みぞえ画廊 福岡店では、オーガベン展「宇宙(そら)への手紙」 を開催いたしました。(2024年6月15日(土)~6月30日(日)) 「オーガブルー」の進化 今回のテーマは、「宇宙」。多くの作品の背景部分は、 よく見ると小さな白金の星々が、光り瞬いているような宇宙空間が広がっています。 また、それ以外の部分では群青や藍色、そのほか赤や緑など、他の色もうっすらと混ざり合い、美しい背景が広がっています。 もともと先生は「青」に強いこだわりがあり、生まれ育った瀬戸内の海の色を

          オーガ ベン展 「宇宙への手紙」

          生きたあかし・・たくさん描いた・・ 『追悼 野見山暁治展』回想

           野見山暁治先生(以下、先生)の訃報が届いたのが昨年の6月22日・・ 未だに糸島で絵を描き続けているように思え・・思いは溢れてくるものの、なかなか文字にすることが難しく、気が付くと桜の季節を過ぎ、新緑の季節を迎え、とうとう梅雨入り、そして1周忌を迎えていました。 これを機に、野見山先生が糸島で描く姿を思い浮かべながら、 12月9日(土)~24日(日)まで開催いたしました【追悼 野見山暁治展】を振り返り、綴ってみたいと思います。 この会期では糸島のアトリエ(タイトル写真)に残さ

          生きたあかし・・たくさん描いた・・ 『追悼 野見山暁治展』回想

          もっと自由に。光行洋子展

          光行洋子展の開催中の会場では、画家の代名詞ともいえる深い透明感のある青が、流水のごとく流れていました。 ご来廊いただきました皆様は、涼やかな色彩に心奪われたのではないでしょうか。青だけではなく、赤や黄色、青や緑の鮮やかな色彩が、優美なダンスをでるかのように壁面に舞い踊っていました。 展示は新館をメインとして本館に続き、光行氏の作品としては珍しく写真を使った作品が目を引きました。 9.11のグラウンドゼロを作家自ら撮影したものを透明のセロハンに印刷し、それを自身の絵画に重

          もっと自由に。光行洋子展

          「九州アバンギャルドと名品コレクション」ゴールデンウィーク特別展示

          みぞえ画廊東京店で4月13日(土)~5月6日(月)まで開催いたしました ゴールデンウィーク特別展 「九州アバンギャルドと名品コレクション」 の様子をご紹介致します。 展示概要タイトルの通り、この展示は二部構成になっており、Section1 が九州アバンギャルド、Section2が名品コレクションでした。 Section1 1950 年代後半から 60 年代前半、「反公募展」「反中央」を掲げ戦後の福岡を駆け抜けた菊畑茂久馬、桜井孝身ら前衛芸術集団「九州派」、それに対抗するよ

          「九州アバンギャルドと名品コレクション」ゴールデンウィーク特別展示

          アートフェア東京2024出展記録

          こんにちは。みぞえ画廊東京店のCです。 今回は3月に開催されたアートフェア東京2024の様子についてご紹介させていただきます。 今年で18回目 2005年からスタートしたアートフェア東京。今や国内最大級のアートイベントです。18回目の開催となった今年は、国内外から156のギャラリーが集結しました。 開催概要はこちら。 ▍会場 東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー (東京都千代田区丸の内3-5-1) ▍会期 3月 7日(木) 11:00 - 19:00 VI

          アートフェア東京2024出展記録

          弓手研平展 還るべき幸せ season1

          -還るべき幸せ-いつの時代も人は幸せを求めて生きてきた。 私は最近、大地の上で自然と向き合い1万年以上も争わず暮した縄文人の思考に興味がある。彼らが美しいと感じたものに我々も共感できると思う。彼らは土の上に創作したが、私はキャンバスの上で土から描く。人はなぜ創るのか。人はなぜ描くのか。人にとって幸せとは何か。すべての足元には土がある、だから私は土から描く。その継続の上に当たり前の本質が芽生えると信じています。 弓手研平 5月11日(土)初日を迎えた弓手研平展、今回も色鮮やか

          弓手研平展 還るべき幸せ season1

          祝30周年!アート台北2023出展記録 その2

          いまさらながらの第2弾…。すみません。 第1弾はこちらからご覧ください。 あれやこれやとしているうちにもう今年のアート台北が見えてきました。 会場の様子 その2 今回は作家ブースごとにご紹介していこうかと思います。 まずは弓手研平ブースから。 今までの展示をご覧になったことがある方は、なんかスッキリしているな。という印象を持たれるかもしれません。 もう限界です…というレベルまで壁面一杯に展示するのが通常運転の弓手研平。今年もそのように、と展示作業を進めておりましたら

          祝30周年!アート台北2023出展記録 その2

          みぞえ画廊 3回目のアートバーゼル香港2024出展記(2024年3月下旬)

          前回、2023年アートバーゼル香港2023出展記では、開催までの準備作業などについてㇾポートしましたので、今年は、5日間のアートバーゼル香港スタートからの様子をレポートいたします。 今年、11 回目になるアート バーゼル香港は、昨年の 177 から 242 の出展ギャラリーが集まり、休止期間を経て復帰したギャラリーは 69 ギャラリー、初参加のギャラリーは 23 ギャラリーでした。3 日間の VIP デーと 2 日間の一般デーとなり、VIPメインの体制に変わりはありません。

          みぞえ画廊 3回目のアートバーゼル香港2024出展記(2024年3月下旬)

          城ヶ﨑 悟展 「いろのたより」

          みぞえ画廊 福岡店では4月6日(土)~4月21日(日)まで 城ヶ﨑 悟 展 「いろのたより」を開催いたしました。 2021年の個展「こころという空に」以来、3年ぶりの新作展でした。 「本展の主役は『いろ』です」、と語られた城ヶ﨑先生。 その言葉通り、試し、悩み、吟味して創作された「いろ」が、 会場でお披露目されました。 「いろ」へのこだわり 城ヶ﨑先生は、「いろ」をつくるのに時間をかけられます。 個展の締め切りとにらめっこをされている奥様から、 「早く!」と叱咤激励を

          城ヶ﨑 悟展 「いろのたより」

          執念で挑む【没後10年 吉村芳生展】

          東京店での2024年最初の企画展、「没後10年 吉村芳生展」についてご紹介いたします。 会期は2024年1月13日(土)~28日(日)。 ちょうど5年前の2019年1月にも、東京店で吉村芳生展を開催しておりました。 そして初めて吉村芳生の個展を画廊で開催したのは14年も前の2010年にさかのぼります。2013年に63歳という若さで突然なくなった吉村氏、みぞえ画廊で最初で最後の個展となってしまったのです。 吉村芳生 1950年に山口県で生まれた吉村芳生、スケール感と緻密さ

          執念で挑む【没後10年 吉村芳生展】