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創刊50周年記念『花とゆめ展』

2024年6月6日(木)
@東京シティビュー
¥2,000(一般平日券)

まんがは今でも好きだけど、やはり一番読んでいたのは10代から20代の頃だとおもう。
チビの頃は親が読んでいた少年誌を読んでいたけど、小学生の時にはお小遣いで「なかよし」を買い始めた。お目当ては“キャンディ・キャンディ”。
「花とゆめ」に出会ったのは中1。演劇部の先輩が好きだった“はみだしっ子”を読みたくて。13歳で三原順とか、思い返すとませてるなあ。ひとつ上の先輩に憧れてたんだよね。理知的でたおやかで美しくて。

「花とゆめ」を読んでいたのはたぶん数年で、その後は「LaLa」へ。成人してからは「ぶ~け」「YOUNG YOU」なんかも買ってたかな。懐かしい。
「花とゆめ」の50年のうち、知っているのは10分の1くらいかな。展示会に行ったところで楽しめるかどうかわからんなあと迷ったが、まあお祝いだし。
アタシが読んでいた頃に連載されていたのは、“スケバン刑事”、“ガラスの仮面”、“パタリロ”、“ミミと州青”、“アクマくん”シリーズ、“ぼくの地球を守って”、“ブルーソネット”などなど。うう、懐かしい~~
購読のきっかけだった“はみだしっ子”は2年くらいで連載終了したのに、その後も何年か読み続けたのはやっぱ面白かったからだろうな。“ぼくの地球を守って”はかなりハマった。一成くん好きだった~

展自体は、知っている作品は10分の1でも十分楽しめた。自分が読まなくなったあとの作家さんも、好きな絵柄だったり、ストーリーが面白そうだったりする方もあったりして。同行した友人がアタシより10歳は年若で(たぶん)、お互いの知らない作品なんかを教えあったりするのも楽しかった。

しかし最近の作品は「原画」というものが存在しないので、展示も面白みに欠けるなあというのが正直なところ。デジタルで描かれたものは、展示されているのは出力でしかないもんね。
アナログの頃の原画・原稿はやっぱり見ていて興味深い。こんな紙を使ってるのかとか、ホワイトで修正してるとか、紙にインクで描いててこの美しさ?!?!と驚愕したり。美内すずえ先生のカラー原画なんて破れてたもんね(笑)

この記事を書いているのは6/30なんだけど、展の公式サイトをチェックしたら会期はきょうまでだった~。(だから行ったらすぐ書けと)でもなんと、地方巡回展が決定したのこと。詳細はまだこれから発表があるらしいので、まだこれからも盛り上がりそう。

金ピカのパタリロ像(笑)
おみくじは大吉!


はみだしっ子 1巻



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深月
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