友達に負わせすぎる幻想
小6の娘がこんなことを言っていた。
「本当の友達なんて、たった一人しかいないよ」
12歳にしてはずいぶん厭世的な物言いだなーと思ったけど、でも言わんとしているニュアンスは伝わってきた。
大人びてきて、何事もなあなあに済ませることができなくなり、友達100人できるかな?などと嘯く欺瞞について彼女なりに真っ当に考えた結果、これまでずっと仲良くしていた大多数の友人が「本当の友達」の枠からこぼれ落ちてしまったのだろう。
12歳の娘がいうところの「本当の友達」とは、「いろいろ腹を割