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スペイン聖地巡礼記録 ①〜2015年10月〜

これは、2015年10月にスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの聖地巡礼を歩いた時の記録で、巡礼前から巡礼後の旅まで①〜⑤のシリーズです。こちらにまとめておこうと思い、お引越しさせることにしました。移動の自由が制限されて2年、旅への郷愁に駆られます。。。

①は、日本出発から巡礼前のマドリード1泊です。

2015年10月19日

待望の休暇スタート。
抱えていた様々な事が見事に先週後半に集中して
土曜日までギリギリ目一杯。
腹立たしい事が起こった時は
mindfulness でいったん意識を外し
状況を俯瞰する「間」を作ることを意識した。
こんなに腹立たしいと思ったのはかなり久し振り
本当に余裕がなかったのだと思う。

日曜日は旅支度と買い物でバタバタする中
大好きな美容院でリフレッシュ。
硬直していた身体とココロが緩んだのが
はっきりと自覚できたほどだった。
この日のこの時間しか予約が取れなかったことは
ありがたい巡り合わせだ。

そして、ただ今移動中。
私の巡礼の出発点に早く立ちたい想いを
ちょっとだけ横に置いて
マドリッドで1日散策することにした。

直前まで張り詰め過ぎていたからなのか
旅モードへの変換は
今回はとてもスロー。
旅の一瞬一瞬をしっかりと味わいたい。


こちはらピッカピカのマドリード空港 Terminal 4。

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そして、ガイドブックを見たらどうしても食べたくなって・・・

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甘すぎたり濃厚すぎて喉が乾くようなことのない
コクの深さのバランスが絶妙で
とても美味でございました (^^)

2015年10月21日

マドリッド、観光大国の首都。
さまざまな言葉、肌の色でごったがえしている
様子を想像していたけれど、ちょっと違う。
中心地であるCallaoに宿泊しているので、
暗くなると人が増える。が、
人の数そのものが想像よりはるかに少ない。

今日は王宮も見てきたけれど、
たいして待たずに入れた
サグラダファミリアの行列の規模は
全く異次元
スペインは灼熱の太陽がお似合いだから
夏が終わると閑散とするのだろうか。。

まだよく見えていないな。。

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美しいい天井の絵画。
王宮の中のシャンデリアも素晴らしかったけれど
あいにく撮影禁止。

こちらはマヨール広場のフィリッペ3世の騎馬像。
青空が像をますます凛々しく見せる。

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こちらは多分マドリッド自治政府庁(だと思う)
Refugees Welcome の看板が目を引いた。

おなじみスペイン広場のドンキホーテ

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そして本日の夕焼け。
Callao付近で気がついた
なんともダイナミックで情熱的。

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最後に

有名なCafe のチョコラータ。

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美味しかったんだけれど…
チュロスの食感に添加物が生み出す不自然さが気になってしまい
その後しばらく舌に妙な味が口に残った
揚げたてのようだったから、尚更残念だったな。。

2015年10月22日

巡礼出発点 Sarria 駅到着。

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さっそく巡礼者用宿泊施設Albergueで
英語OKと書かれていたところが、ない。
移転したらしかったが、結局わからず。


しかし、地元のおばさまがとても親切で
一緒に探してくれた。暖かい。
探していたアルベルゲは知らないようだった。
駅から少し離れた小高い所に
アルベルゲの集まる場所があり
そこを教えてもらった。
ステキなおばさまだった。

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路面に表示されたホタテ貝。
これが巡礼路の印。

アルベルゲ集落。ざっと10件以上はあった気がする。
その中の1件に落ち着き、
スタートのスタンプも押してもらった。

奥地から巡礼を開始し、
巡礼終盤のスタート地点として
Sarria で宿泊していると思われる人も多い。

10時消灯、翌朝8時までは照明は使用不可。
就寝は2段ベッドで寝袋の中。
いよいよ私の巡礼が始まる。

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