この勢いは止まらない!『雛ちゃんSNOWTIME』
この記事を開いていただきありがとうございます。
先日遊んだちょっとしたミニゲームについて、紹介も兼ねて軽く書き残しておきます。
リリースが少し前ということもあり、知らない方も多いかもしれません。
個人的には、独特な世界観とゲームバランスが魅力だと思うので、少しでもそれが伝わったら嬉しいです。
本記事は東方Project、及びISYの二次創作です。
※記事内の文章や画像は東方Projectの二次創作ガイドライン及びサークルISYのガイドラインに従うよう心掛けていますが、問題があった場合は削除いたします。
1. 概要
『雛ちゃんSNOWTIME』は元々Android用にリリースされたゲームです。
Android版は現在ストアから削除されており、移植されたPC版のみ購入できます。
こちらは東方Projectの登場人物、鍵山雛(+他4名)を主役とした二次創作ゲームとなっています。
制作者はサークルISYのいすぃさん。
本作品以外にも鍵山雛が登場する作品を数多く制作されている方です。
リリース日はそれぞれ2019/3/12(Android)、2019/4/24(PC)です。
↑制作者のリリース記事(Android)。
↑PC版販売リンク
BOOTHにて100円で販売されています。
2. ゲームの流れ
このゲームは雪玉となった雛ちゃんを大きくすることが目的です。
ゲームが始まると、雪玉雛ちゃんは勝手に雪山を転がり落ちていきます。
無事にゴールまでたどり着くため、障害物を避けなければなりません!
奥・真ん中・手前の3レーンを移動しながら進みます。
操作は「↑」「↓」キーの他、「W」「S」キーでも移動できます。
時には、雪玉を大きくできるオブジェクトが登場することも。
これらは誤って避けないように注意が必要です。
雪玉が大きくなるにつれて速度もアップ。
緊張感が増していきます。
ちなみに、ゲーム開始時にはパートナーを4人の中から一人選択できます。
彼女たちは異なるスキルを所持しており、雪玉を大きくする手助けをしてくれます。
例えば、「河城にとり」をパートナーに選んだ場合は、2回まで障害物の接触を無効化できます。
この効果は自動で発動するため、無駄になることはまずありません。
一方で、「伊吹萃香」をパートナーに選んだ場合は、障害物の破壊に加え、雪玉を大きくする効果もあります。
一見こちらの方が良い気がしますが、この効果は手動発動のため、タイミングを逃すと空振りする可能性があります。
この辺りの違いから、自分に最も合うキャラを探してみるのも良いでしょうし、単純に好きなキャラを使うのも良いかもしれません。
ちなみにパートナーは選ばないことも可能です。
無事ゴール地点まで到達できればそのステージはクリア。
その挑戦での雪玉の大きさも表示されます。
また、いくつかの難易度が用意されていますが、難易度ごとに自己ベストが記録されます。
障害物に当たり続け、雪玉が完全に無くなると失敗。
特にペナルティ等はないので、諦めず再挑戦しましょう。
ちなみに、この作品はランキングにも対応しています。
目指せ最高記録!
3. 実際に遊んでみて
ここからは実際に遊んでみての感想になります。
多くの方はどこかで似たゲームをやった記憶があると思いますが、スクロール速度が上がるのは珍しいかもしれません。
操作はシンプルなのですが、ミス無く続けるのが難しく感じました。
難易度が高くなるにつれ障害物の間隔も狭くなり、的確な操作が求められます。
最高難易度のステージにもなるとノーミスはかなり難しいですが、ゴールを目指すだけならばある程度やり込めば達成できる難易度だと思います。
ゲームのボリュームもそこそこ。
いわゆるステージセレクト制ではなく、難易度で分かれているのみなので、得意な方は早めに終わってしまうかもしれません。
余談ですが、ふと、どのキャラが人気なんだ?と思いランキングを見てみることに。
EASYはランキングに対応していないので、まずはNORMALから。
???????
なんということでしょうか。
ランキングが完全にレティに支配されています。
ちなみに、ランキングは上位50名の記録が表示されますが、50人全てレティでの記録です。
何故こうなるのか、少し考えてみます。
パートナーの効果は大体以下の通りです。
にとり:障害物へのバリア
萃香 :障害物の破壊&雪玉が僅かに成長
チルノ:障害物の破壊&ブレーキ&少しの間、有利なオブジェクト登場
レティ:転がる速度アップ&雪玉の成長速度アップ
4人の中でレティだけ、障害物への耐性がありません。
それどころか、速度が上がるため難易度が上がっています。
その分、雪玉の強化性能が高く設定されているのではないでしょうか。
そう、このゲームではレティが最強の可能性が著しく高いです。
ですが、レティ以外のキャラを選択する意味が無いか、というとそうではないのです。
他の難易度のランキングも見てみましょう。
HARDも変わらずレティ一強。
50人全員レティでした。
LUNATICから状況が変わります。
最上位はレティですが、使っている人は50人中3人だけでした。
そして、最高難易度のCHANHINA。
なんと使っている人は1位の1人しかいません。
CHANHINAはバリアや障害物の破壊効果なしではクリアすることが難しいので、これはすごい。
この通り、難易度が高くなるに連れ、他のキャラの方が記録を伸ばしやすくなってきます。
理論上、最高記録を出せるのはレティかもしれませんが、当然これはミスなくゴールできれば、という前提があります。
少なくとも私の技量では、CHANHINAをレティではクリアできる気がしません。
クリアできたとしてもかなり衝突するでしょうから、他キャラの方が記録が伸びそうです。
やはり、強い一方で難しい、上級者向けのキャラであることは間違いなさそうです。
案外、最強キャラが明確なのは良いことにも思えます。
記録の最大値を出すならば、レティを極める、と割り切って考えられますからね。
実際全ての難易度で、現在のランキング1位はレティです。
ちなみに、ランキングには不具合の存在が確認できています。
まだ詳しい原因や対処法は分かっていませんが、最初の記録以外は反映されない印象です。
記録再送信ボタンもありますが、あまり機能していない様子。
なので実際には現ランキングよりも高い記録を出した方がいるかもしれませんが、真偽はわかりません。
もし本気で高順位でのランキング入りを狙う方がいるならば、渾身の記録で初回クリアを目指すなどの工夫が必要かもしれません。
この仕様もあり、基本的には自己ベストを目指す遊び方がメインとなると思います。
4. 最後に
一言で言えば、分かりやすい操作とルールのゲームです。
難易度に関しては、簡単なものから頑張ればクリアできる程度まで、適度な難しさに分かれています。
さらに、高記録を目指すとなると、キャラ選択と操作の正確さによって選択肢が広がります。どこまでやり込むかはプレイヤー次第でしょう。
目標が高すぎてクリアできずに終わった、ということはなさそうです。
アクションが苦手でも取り組みやすいゲームであることは間違いないでしょう。
興味が沸いた方は、遊んでみてはいかがでしょうか。
本記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました!