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『のりきれ!雛ちゃんスタンプ』の良さを伝えたい

この記事を開いていただきありがとうございます。

先日発売された『のりきれ!雛ちゃんスタンプ』のことを、みなさんはご存知でしょうか?

これが本当に良かったです、夜更かししてまで遊んだのは久々でした。
あまり知られていないのが勿体なく思います。
(若干マイナーなキャラということもあるかもしれませんが…)

万人受けするゲームか分かりませんが、もしかしたら他にも刺さる人がいるかもしれないので振り返りも兼ねて色々と書き残しておきます。

一人でも良いのでこの面白さが伝われば幸いです。



本記事は東方Project、及びISYの二次創作です。

※記事内の文章や画像は東方Projectの二次創作ガイドライン及びサークルISYのガイドラインに従うよう心掛けていますが、問題があった場合は削除いたします。


1. ゲーム概要

正確には少し異なる部分があるかもしれませんので、参考程度に

本作品は東方Projectの二次創作作品ですが、キャラに詳しく無くても雰囲気で問題なく遊べます。


ある日携帯端末が故障し、スタンプしか使えなくなってしまいます
一体どういう状況なんだ!?
そんな中仲間から次々と送られてくるチャット。
どうにか自然に振る舞って、この窮地を乗り切るゲームとなっております。

2. ゲームの流れ

ゲームが始まるとすぐにメッセージが!

基本的に必要な操作は、「送られてきたチャットに対してスタンプを選んで返す」だけ。
ただ、スタンプなら何でも良いというわけではありません。

例えば、ここでは研究のアイディアを求められているようです。
「本」「太陽」「バツ」「zzz」の4つのスタンプが候補となっています。
もし良いスタンプが無かったら他のスタンプにチェンジも可能。

スタンプを決めたら送信!
送ったスタンプに応じた反応が返ってきます。

ここで重要になるのが、画面左上の「社交性メーター」。
いくつかの会話を通して、目標値まで上げる必要があります。
今回なら、4まで上げなければゲームオーバーになってしまいます

例えば、「zzz」なら+4の好反応。
一発で目標達成です。

「太陽」を選んだ場面は、+2のまずまずの反応。

一方で、回答としてあまり相応しくない「本」や、協力的でない「バツ」では、社交性は上がりません。悲しい!

このように、スタンプによって社交性の変化は様々です。
場合によってはマイナスされてしまうこともあるので、自然な回答となるようにスタンプを選ぶことがメインとなります。

重要な点として、各スタンプには使用回数があるということ。
回数を使い切ったスタンプは消滅して使えなくなってしまいます

それにしてもすごい不便な世界です。
スタ爆とかさぞ貴族の文化になっていることでしょう。

しかしこれが良い味を出していると思います。

スタンプ左下の数字が残り回数

上の例では、一番左の「グッド」があと1回使うと消滅してしまいます。
「グッド」はいわゆるいいね!の意味や、肯定、同意、許可や称賛と使い勝手の良いスタンプです。
思い切って使い切るのも良いですが、汎用性の高いスタンプはいざという時に備えて温存したいところ。


「グッド」を温存するために、相手を肯定したい場面では代わりに「No.1」を使う、相手を称えたい場面では代わりに「祝」を使うといった具合に、スタンプの使い分けも戦略の1つになってきます。

後半になると変なスタンプしか残っていなくて大変なことになったり。
これはこれで面白いです。まあクリアするのは大変ですが…

また、画面右上の残り会話回数にも注目。
この数字が0になるまでは、会話が終わっても他の話題が飛んできます。
制限時間も継続なので要注意。

無事全ての会話を終えたら、報酬としてコインを獲得。
社交性を超過して終えたら、その量に応じてボーナスもあります
会話が終わるとストアへ。早速コインの出番です。

ストアでは、コインを使ってスタンプを購入できます。
使えるスタンプの種類を増やし、様々な会話に備えておくわけです。
また、ストアではカギヤマカードの購入もできます。


カギヤマカードは様々な形でチャットをサポートしてくれるアイテムです。
最大6枚まで編成でき、画面右下に表示されます。

例えば、「雛ちゃん」のカギヤマカードは社交性に+1をするという効果。
これを編成していた場合、先ほどの会話で+4だったものは、+5となるわけです。

また、社交性を上げる以外の効果を持つもの、特定のスタンプや条件で発動する効果を持つものがあります。

似たシステムのゲームを遊んだことがある人なら分かるかもしれませんが、この、カードを集めて段々と強化していく感じって面白いですよね。

例えば、カギヤマカードにはこんな3枚があります。

スタンプの消滅がある以上、「鍵山ひげ」や「諏訪子ちゃん」は結構強力です。
これらは単体でも勿論強力なんですが、ここに「抽象的雛ちゃん」のカードも加えてみましょう。

「抽象的雛ちゃん」は記号のスタンプを使っただけボーナスが入ります。
つまり記号のスタンプの残り使用回数を「ひげ山雛」や「諏訪子ちゃん」でキープし、たくさん使用することで、「抽象的雛ちゃん」のボーナスをゴリゴリ増やせます

あくまでこの組み合わせは一例ですが、こういったものを模索するのはシンプルに楽しいものです。


ここに挙げたものはほんの一部で、他にも様々なカギヤマカードが登場するので組み合わせは無数にあるでしょう。

勿論、無理にシナジーを生み出さずとも、単体で強力なカードを多く編成するのもそれはそれで楽しい。

ちなみに、狙ったカギヤマカードがショップに入荷されるかは運次第のため、毎回違った戦術を組み立てることになります。


そんな感じで、ストアで買い物が済んだら再びチャットへ。

あとは、チャット → スタンプストア → チャット…と繰り返して進んでいきます。

基本的な流れはこんな感じ。
スタンプとカギヤマカードを集めて、窮地を乗り切るゲームとなっています。
他にも、ここでは触れていない様々な要素が存在します。

ここまでで、要素が多く難しそう、と思った方もいるかもしれません。
ですが開始時に難易度を選ぶことができます。

基本的に、EASYならば困ることはありません。
ゲームオーバーになってもその場で何度でもリベンジできます


また、連続でクリアできなかった場合は目標社交性が下がる救済もあるので、この点でも安心です。

難易度によって見られるチャットの種類も、特に違いは無いように感じます。
チャットだけを楽しみたい方も、ストレス無く遊ぶことができるので安心。

一方で、HARDはかなり歯ごたえのあるガチ難易度
ゲームオーバーになったらリベンジ不可の一発勝負です。
私はクリアするまで結構かかりました。

まあ多少難易度が高いほうがやりがいもあるでしょう。
初見でクリアできたら冗談抜きで誇れます。



3. 最後に

このゲームの良いところはチャットの雰囲気です。
これに尽きます。
本当に和やかで見ていて微笑ましい。
何も考えずこれを見てるだけで楽しいものです。
反応もスタンプによって異なっていて飽きません。

スタンプは全部で45種類
もちろん会話に合っていないものは「反応なし」になるのですが、反応するスタンプの数だけ会話パターンが用意されているわけです。
ほんとに盛りだくさんです。

しかもそれでいて会話自体も結構な数用意されています。
全ての会話パターンを見るのは不可能なのではと思うくらいの量です。

右下の雛ちゃんの表情も細かく変わってます。

かわいいね

緩い雰囲気に本当に癒されます。

ゲーム性で言えば、単なるテキストゲームではなく題材が斬新でしたし、カギヤマカードのデッキ構築感とかが面白かったです。

良いゲームなのでもっと知られてほしいなぁと願うばかりです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
良かったら遊んでみてください。

↑制作者のリリース記事
動画での紹介や各種販売サイトへのリンクも掲載されています。


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