神真都Qが浅草でデモ主催、50人ほどが参加
10月16日、反ワクチン団体「神真都(やまと)Q」のデモが浅草にて行われた。
浅草、花川戸公園から解散場所の隅田公園までデモ参加者が「マスクを外そう!」「これ以上(ワクチンを)打たないでください!」等と拡声器などを使い沿道に向かってコールし警視庁警備部や公安部、浅草警察署の私服警察官ら30名以上らが警戒に当たった。
沿道で信号待ちをしていた市民らが何事かと驚いたり、スマートフォンで動画を撮影する姿も見られた。
デモは特に混乱もトラブルもなく終了したが、警戒していた警視庁公安部の幹部に話を聞いたところ「最近は神真都Qの活動はデモばかりで脅威は薄れつつある」とした。
「神真都(やまと)Q」の代表の男ら男女5人は、新型コロナウイルスワクチン接種会場への複数の建造物侵入の疑いで逮捕され既に起訴されている。
神真都Qは代表者の逮捕後、デモをメインに活動し、反ワクチンチラシのポスティングや新型コロナウイルスワクチン接種会場への妨害行為は中止している。
前述の警視庁公安部の幹部は「分派や新団体立ち上げの話もあり引き続き警戒は必要」と話した。
デモ終了後、参加者らは各々2次会の会場となる居酒屋などに消えていった。