みゆたろ

初めまして(^^)みゆたろです。小説家になろうや、アルファポリス、ノベリズム、ノベルバ、カクヨムなどで掲載しています😄よろしくお願いします😄

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最近の記事

明日で仕事を辞める事にしましたが、辞めると話してからの部長の対応が悪すぎるため、猛烈に腹を立てております。 たかが退社の書類を書くのに、あまりにも時間がかかりすぎる。 みなさんの会社では、退社の書類は退社する当日にかいていますか?!

    • みなさん、こんばんは😁

      いつもお読みいただき、ありがとうございます(^-^) 9月9日11時に関してですが、一応、これにて終了となります😄 ご意見、ご感想など頂けると助かります😁 どうぞよろしくお願いします(^-^)

      • 不死鳥、最後の殺人

        電車はいくつもの命を葬り去ってなお、走り続けている。 そして今日、台風の影響で遅れていたこの電車は、最後のターゲットに狙いをつけるようにして、走っていた。 駅のホーム。 女子高生と思われる服装で肩までの髪。 この時期なのに、首には白いマフラー。 彼女は携帯のカメラを動画にセットし、そのまま駅にセットする。 振り向くことなく、彼女はホームに飛び降りた。 ーーそう、これで終わり。 彼女はそう呟いた。 それが最後の言葉だった。 電車が通りすぎる。 「ーー人が...人

        • 宏美

          9月9日11時。 学校に向かうため、宏美は駅で電車の到着を待っていた。 構内アナウンスが流れる。 「ーー次に2番線から参りますのはーー」 そこまでは良くある光景だった。 背後から声がする。 「ーーカラス」 その声の主を探そうと、宏美が振り返ったその瞬間、声の主に突き落とされ、宏美はホームの上に落ちていく。 電車が通過していく。 声もでない。 あっという間の出来事だった。 ーーグシャ。 鈍い音がして、電車は急ブレーキをかけて止まる。 あわてふためいた駅員の声が

        • 明日で仕事を辞める事にしましたが、辞めると話してからの部長の対応が悪すぎるため、猛烈に腹を立てております。 たかが退社の書類を書くのに、あまりにも時間がかかりすぎる。 みなさんの会社では、退社の書類は退社する当日にかいていますか?!

        • みなさん、こんばんは😁

        • 不死鳥、最後の殺人

          回想、佳子

          9月9日11時。 勝又紫織と一緒にショッピングに来ていた時、ポケットの中で電話が鳴った。 見知らぬ番号だ。 「どうしたの?電話出なくていいの?」 そう聞いてきたのは、勝又紫織だった。 「いいの!こんな番号は知らないしーー」 咄嗟に佳子の手から、携帯を奪うようにして取り上げると、紫織は通話状態にした。 「ちょっとアンターーいい加減にしな...」 そこまで言いかけて、紫織は黙ってしまった。紫織の様子が変わった事に気づき、佳子も通話状態にしたままの携帯に耳を当てる。

          回想、佳子

          死んだ三人の回想、望

          9月9日10時45分。 沢口望。 友人と電話で話していた。 友人の名前は、柿崎努ーー。 特段、変わった話しはしていない。 「そういえばさぁ、昨日のドラマみた?」 「昨日、塾でさ。録画はしてあるんだけど、まだ見てないんだ。どうだった?面白かった?」 努は聞いてきた。 「うん。そこそこ面白かったよ!」 「楽しみだな。今日見るからさ、明日話そうぜ!」 「うん。わかった」 そんな普段のやりとりをして受話器を置いた。それからすぐだった。 見知らぬ携帯番号からの着信がなっ

          死んだ三人の回想、望

          真実の扉

          コウジはようやくの思いで、自殺した三人のトリガーフレーズまでは、突き止める事が出来た。 少しづつ進んでいる。 ここまで調べを進めてきて思うのは、やはり自殺だとされていた沢口望、田中宏美、西島佳子の三人は、自殺ではない。 実験と言う名目で、自らの手を汚さず、フシチョウによって、殺された。 それが真実だろう。 残す謎は、後一つ。 お互いのネームがトリガーフレーズだとして、なぜ三人目が自殺をしたのか。 同じ日、同じ時間に三人もの人間が死ぬーーそんなトリガーフレーズが発生す

          トリガーフレーズ

          女子高生たちは、怪しすぎるジャーナリスト(つまり俺ーー秋山コウジ)に怪訝そうな顔を浮かべてはいるが、しばらく黙ったのち、顔を見合わせてから言った。 「ーーいいよ」 「それじゃ、不死鳥のこと、聞かせてくれる?」 「うん。不死鳥に現在いる子が教えてくれたんだけど、不死鳥に加入する時に、自己暗示をかけられるんだってーー。その時にトリガーフレーズもかけられていて、その言葉を聞いた時、何の迷いもなく電車に飛び込むように仕向けられているみたい」 「そんな事が出きるの?」 「実際

          トリガーフレーズ

          ファミレスにて

          そしてまた三人は情報収集を始める。 街はあいにくの雨模様だ。 この雨の中、外に出るのは憂鬱でもあったが、今もまだ記憶に新しいあの自殺の瞬間は脳内でリピートされている。 ーー早く真相を調べないと。 その思いがコウジを、ファミレスへと向かわせた。いろんな人の話し声が聞こえてくるあの場所(ファミレス)なら、もしかしたら、不死鳥の事を話している人もいるかも知れない。 「ホットコーヒー、一つ」 店員にコーヒーの注文をすると若い声が聞こえてくる。 「ねぇねぇ、聞いた?ーー不死鳥

          ファミレスにて

          真実

          「あぁ」 「ほんとにそんな事で、相手を殺せるのかなぁ?」 「まゆつばもんだな...」 三人して深いため息をつく。 いまいち信じられない話ばかりが、ぐるぐるとめぐってくるからだ。 マモルも近況を報告した。 「リーダー格の人がカラスと呼ばれていること、そして、組織員一人一人に、鳥の呼び名が用意されており、その名前の一つ一つが、トリガーフレーズになっているという話も聞いた」 そんな説明をすると、アツシが口を挟んだ。 「ーーそれって、例えばAの呼び名を呼ぶとBは自殺する

          打ち合わせ2

          金曜日ーー夜八時。 いつもの喫茶店は珍しく、人で溢れ帰っていた。普段は空席の方が目立つのに、今日に限っては満員だ。 一組が会計を済ましたせいで、店から出てきたおかげで、ようやく席に座れる。 「ホットコーヒー三つ」 店員にホットコーヒーの注文を済ませると、すぐに本題に入った。 三人での今日で二回目になる打ち合わせが始まる。 「調査は、どうだった?」 そう切り出したのは、マモルだ。 マモルはつい先ほどの交番での出来事から話し始めた。 そしてアツシは頭を下げる。 「悪い

          打ち合わせ2

          マモルvs警察官2

          「彼女たち三人には共通点があった。それが不死鳥のメンバーだった事だーーなのに、あなた方(警察)はただの自殺と考え、疑うことをしなかった。我々はその自殺の真相を暴く!邪魔はしないでくれ」 少しだけ、腹を立てた様子でマモルが言った。警察官に対し、これだけ挑戦的な事を言える人物はなかなかいないだろう。 だが、そう言い切った後で、まもる本人は気の抜けたコーラの様な顔をした。 ーーはぁ。またやっちゃった。。 後悔先に立たずとは、こういう事だろう。 しかし、もう遅い。

          マモルvs警察官2

          マモルvs警察官

          敦からの連絡を受けて、マモルは山梨県の駅チカにある交番に向かっていた。 そこにいたのは、体型のいい婦人警察と、若いヒョロリとした男性の警察官。 「すいません。柏崎敦の兄弟でフリージャーナリストをやっています柏崎まもるですがーー敦もジャーナリストなので、不審者ではありません」 そう言い切って、マモルは警察官を見た。 「だがね、彼は若い高校生にばかり話を聞いていたんだよ?ーー不審者だと思われても仕方ないだろう!」 警察官が少しいらだった様子で、こちらを睨んだ。 「それじ

          マモルvs警察官

          田中宏美の事を探っていた敦だったが、高校生と出会える場所、と言うことで、しばらくの間、駅で待ってみた。 高校生たちなら、電車を利用するだろう。 高校生らしい子が通る度に「君、ちょっといいかな?」と声をかけていた。 それなのに素通りしていく高校生。 その姿を見ていたおそらく駅係員からの通報により、警察官まで出没して駅構内は一時騒然としてしまう。 「君、こんなところで何してるの?ーー若い子ばかり捕まえて話そうとしているようだけど、、」 これがいわゆる、ショクムシツモンっ

          マモル2

          先ほどの女子高生の話が、妙に気にかかる。 聞きなれない「トリガーフレーズ」。 それは本当に人を殺す凶器になるのだろうか? どうしても腑に落ちない。 たった一言の言葉で、人を死に追いやるーーそんな事が出来るなんて。 俺には信じられない。 だが、彼女らはそれで人を殺している疑いがあるのだという。 あり得ないし、信じられない。 だが、この情報は初めから疑ってかかるわけにはいかない、大事な情報だ。 マモルはタバコに火をつけた。 タバコの煙の混じった白い煙を吐く。 ーートリガ

          マモル

          夕方。カラオケボックスから出てきた高校生たちに話を聞くことにしたマモル。 「ちょっと聞いてもいいかな?」 「なんですか?」 四人組の女子高生は、すぐに答えてくれた。 自殺をした三人の事を話した上で、不死鳥について聞いた。 「実は不死鳥っていうグループの事を調べてて、何か知らないかな?」 「不死鳥?ーーなんか聞いた事ある」 「どんな話?」 「不死鳥のグループは心理学で人を殺せるか?って実験をしてるらしいんだけど、そのリーダー格の人が「カラス」って呼ばれてて、組織員