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誰だって誰かのヒーローになりたい~アイ・アム・ア・ヒーローは今こそ観るべき映画?~
こんばんは。
気づいたらGWもあと一日。。。どうしてこうも休日は早く過ぎ去るのでしょう。。。
さて今日はGWに楽しんだヒーローもの(?)映画をご紹介
ヒーローって小さい頃から憧れの的ですけど、現実世界でヒーローになった人ってあまり見聞きしませんよね?(そもそもヒーローの定義ってなんだろね)そして年齢を重ねることに私たちは自分はヒーローになれないタイプや。。。と気づいてしまう。。。
まぁ、世界のヒーローにならなくても、誰かひとりのヒーローになれたならそれは素晴らしい人生なんじゃないかな(たった一人のヒーローになるのも難しいのが現実社会)。
気を取り直して、大泉洋さん主演の「アイ・アム・ア・ヒーロー」を紹介します。結構前の作品ですね。
ストーリーを雑に説明します!
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30代半ばで芽の出ていないイケてない漫画家志望の主人公。
ある日、付き合っていた彼女が風邪気味のため、看病に行くと突然凶器的な人格に変貌しており、襲い掛かられる。。。そして大暴れする彼女を抑え込こもうとすると。。。
この謎の現象は主人公の彼女だけでなく、日本国内全体で謎のウィルスの蔓延によるものだった。。。
ウィルスに感染し、ゾンビ化(ゾキュン化)する人々。。。ひょんなことから知り合った女子高生とゾキュンが死滅するとされる富士山を目指すことになった主人公。。。果たして無事生き延びれることができるのか。。。以下省略。
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まず、感想ひとことめ!
ゾキュンこわっ。目がやばい!開始序盤での彼女(片瀬那奈)のエクソシスト感。。。コロナ過の今、ありえなそうだけどありえる気もしてくるこの作品。夜に見るのはおススメしません。
個人的にはバイオハザードぶりのゾンビでした。
そして大泉洋のイケてなさがリアルなんですよ。
だいたい映画って(特にこの手の危機的な状況の場合)早い段階で主人公の目の色が変わって急に世界平和のために使命感に駆られ、活躍しだしたりするじゃないですか。ただの凡人がピンチをチャンスに変えて世界を守るヒーローになる!そんな作品かと思いきや。。。。
この映画。。。。。。。。。。。
主人公がなかなか(全然)活躍しません笑。
主人公はなぜかゾキュンを唯一殺す方法である銃を持っているのですが、
まぁ、使わない笑、殺されそうになっても、また殺されそうになっても
手に握っている銃はオブジェと化してます(逃げるのに邪魔なだけやん)。
「今でしょ!」
「今でしょ!!今使わないと殺されるよーーーーーーーーー!よわむしー」
と心の中で叫ぶ私。
だけど、この弱虫な感じがとってもリアルなんです。
人ってそんなに変われない生き物なので、この主人公のピンチでも活躍できない部分にちょっと親近感がわいてしまう自分がいるわけですよ。
銃は使えないのに運の強さでなんとか生き延びる主人公。
そんなダメダメな主人公が終盤。。。。ついに目の色が変わります。。。
きたーーーーーーーーーー!
ハリウッド映画のような世界を救うヒーローよりも大切な人を守りたいという気持ちのほうがピンとくるし、大きな力になるもんだよなぁとしみじみ。
現実世界で誰かのヒーローになるって何でしょうね。映画みたいに大きなことはできなくても、例えば誰かが言ってくれた一言とか、そういうもの(他人に勇気を与えたこと)もヒーローの定義に入れていいんじゃないかな。
私はつらいとき、だいたい自分を信じれなくなるタイプなのですが、いつも自分を信じてくれた人のことを思い出すようにしています。
あの人に大丈夫と言われた自分なら大丈夫だと思って力を取り戻すことが多いです。その人たちは私にとってヒーローだったなあと。
このコロナ過で私が世界のヒーローではなくて、誰かのヒーローになれることって何だろう。
STAYHOMEすること?他人にマスクを譲ること?自粛で打撃を受けてる飲食店のテイクアウトすること?
そんなことをぼんやり考えながら、今日もおうちでNOTEを書いてます。
いつか誰かのヒーローになることを夢見て。。。