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いつもの公園が3倍楽しくなる!アイディア|#123

休日の朝、「公園に工作道具を持っていこう、子どもとクラフト教室でもしようと思う」とTwitterに載せたら、思いがけない反応をいただきました。

( ※ ちなみに子どもは4歳、4月で年中さん )


あ、そうか。
言われてみれば、確かに公園でクラフト作りをしている親子は見かけたことがないかも?

「オリジナリティあふれる発想」とは思ったことがなかった、自分にとっては当たり前の日常で。


今日は「いつもの公園が3倍楽しくなる」と題して、遊び方のアイディアをシェアします。
”あの公園”が、最高の遊び場に生まれ変わるかも!?


公園遊びの問題点「同じところばかりで飽きる」

公園遊びは楽しいけれど、結局決まった公園のローテーションになって、飽きることってありますよね。
子どもも、連れて行く親も。

かといって、休日のちょっとした外遊びに遠方の公園に行くというのも大変です。

結局、「いつもの公園」に行かざるを得なくなり、新鮮なワクワクや楽しみなんてもはや過去の話。
いつもの遊びをこなし、子どもを疲れさせ、程よい時間で切り上げられればそれでいい。


もしあなたが週末ごとにそんな時間に飽きを感じているとしたら。
ちょっとだけ続きを読んでみてください。

 ✔ いつもの公園で楽しみ10倍!
 
高価な道具は不要
 
親子でワクワクできる

こんな公園遊びが叶うかもしれません。


公園は何でもできる「青空教室」

冒頭のツイートに代表されるように、私は公園に行くときは割と色々持っていきます。ボールや砂場セット、シャボン玉などのほかに
(※ 持ち込み物の規制がある場合はルールに従ってくださいね。)

以下は私が公園に持参するものの実例です。

《 工作道具》
はさみ、カッターナイフ、のり、ボンド、ホッチキス、紙(画用紙や折り紙)、お絵描き帳、水性ペン、クレヨン、材料(サランラップの芯や空き箱等)、養生テープ、マスキングテープ、輪ゴム…… など。
《お絵描き道具》
スケッチブック、クレヨン、水性ペン、水彩色鉛筆、筆…… など。
《 探検道具 》
虫眼鏡、双眼鏡、薄めの自然図鑑、ビニール袋、虫かご、スコップ、軍手…… など。
《 おままごと道具》
おなべ、お玉、じゃもじ、泡だて器、ざる‥‥ など
※ 100均で購入

そうなんです、公園を身体を動かす遊び場としてだけではなく、もう一つの目的をつくり「1回行けば2度も3度もおいしいように」しているんです。

クラフト教室、お絵描き教室、探検隊」は、娘のお気に入り青空教室ベスト3なんですよ。

ほら、”いつもの公園”が簡単に3倍楽しめるようになりました!

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きっと成功する!「公園 de 青空教室」のコツ

青空教室を成功させる、つまり親子で楽しみ「またやりたいね!」という時間にするためには、コツがあるような気がします。
私が心がけていることを2つご紹介しますね。


‥‥と、その前に前提。
公園青空教室の目的は「行く公園は変えず、楽しみを増やす」、つまり「親子でトコトン楽しむ!」ことなので、楽しければそれでオッケー!というのが根底の考え方です。

「教室」といのは概念を共有しやすくするためにつけている名前なだけで、実際に子どもにスキルを教えようなんてことは全く思っていません。

楽しければいいのです。
楽しければ、子どもは勝手にいろいろ学んでいきますからね。


では青空教室を楽しむコツの1つ目からいきます。


1. 完成させようとしない、”何か”を作ろうとしない

こうした場面で大人はつい、

正しい工程で取り組ませよう、とか
完成品を目指して作らせよう、とか
効率的な手順でやらせたいな、とか

そんなことを考えがちなようです、実体験より。

で、だいたい大人がそんな風に「正しさ・効率・完了」なんてことを考え始めると、子どもと衝突します。ケンカになります。

挙句の果ては「こうすればいいって言ってるの!言うことを聞かないなら、もう終わりにするから!

はい、本末転倒一丁上がりぃ!


そうじゃないんですよね。
初めに断っておいたじゃないですか、「目的は楽しむことだ」って。

手順とか完成とか、効率とかは(直球で言えば)どうでもいいんですよ(もちろん、道具の安全な使い方は教えないといけませんよ、それは別問題)。


子どもは「やってみること」が大好きじゃないですか?
説明を聞くより、まずやりたい!が先にきませんか?

作品を完成させるなんていうのは二の次。
今目の前のことに集中し、試行錯誤しているときの目の輝きと言ったら!

とにかく手を動かしてみたい。
とにかく自分の手でやってみたい!ですよね。

あるいは少しやったと思ったら、別のことに気がとられ。
滑り台で遊んで来たら、また続きをする。
そんな気まぐれも子どもの特権です。

何せよ、子どもの心を徹底的に尊重することが、コツの一つ目だと思っています。


学校じゃないんですから、手順なんて気の向くままでいいと思いますよ。
完成しなくてもいいし、気が向かなかったらやめればいい。
何かを作り始めたら、正しい手順できちんと完成させないと意味がないような気がしてしまう、これは「大人理論」ですね。

子どもは決して、効率・手順・完成なんてこだわっていやしません。

作るプロセスそのものが楽しくて、
手を動かしていることが楽しくて、
目の前の物に着想を得てまた工夫して、
遊んで描いて、遊んで作って。

子どもが「完成させたい」と思えば、完成さるサポートをすればいい。

そんな子どもの気ままな創作に、トコトン付き合ってみてください。一緒に楽しんでみてください。

意外と、はまりますから。


2. 公園の特性を踏まえてやることを工夫する

今日、その公園で何をしようか?

青空教室の開催を決め、テーマを考えるときは「公園の特性」を思い浮かべて相談しています。

余談、私がローテンションしている公園は自宅から車で20分圏内にある6~7か所です。多いのか少ないのかはわかりませんが。割と充実しているのかな、新幹線で東京まで75分の地方都市です。移住、オススメですよ笑

たとえばこんな点です。

芝生広場の有無(道具を広げるスペース)
あずまやの有無(日差しを遮ってくれる作業場所)
公園の植生環境(クラフト材料の有無。枝、どんぐりなど)

この公園で何をしたら楽しいかな。
この公園は××があるから、◎◎をしたら面白そうだ。
娘はいま△△にはまっているけれど、この公園なら▲▲できそうだ。
天気予報は○○だから、あの公園よりこっちの方が良さそうだ。
土地の実が落ちるシーズンだ。あの公園で××しよう。


そんな風に、「公園の特性」と「自分の手持ち材料(アイデア・家にある道具)」を掛け合わせては、青空教室のアイディアを練っています。

特別な材料を買うことはありません。「家にあるものでできる」のが鉄則です。
毎回材料を買っていると、経済的にも負担ですし、準備が面倒になって続かなかったりするので「家にあるもの」で済ませます。

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子どもとの時間を能動的に楽しむススメ

公園に行くのに、そんなにいろいろ考えるのって大変そう?
いや、それがそうでもないんです。

おそらく娘以上に、アイディアを考える私が楽しんでいます


私は昭和の3世帯同居・専業農家で育ちました。
両親はいつも畑仕事で忙しく、
農家に土日休みという概念はなく、
遠出するのは年に1~2回、
近所に整備された公園もない、
遊び場は畑や作業場ばかり。

その環境が当たり前だったので特段の不満もありませんが、時折、私はもしかしたら自分で体験でなかった「子どもならではの楽しみ」を娘を通して追体験しているのかもしれないなと思うことはあります。

子どもと一緒になるどころか、率先して「子ども活動」を楽しんでいる、そんな感じがしてならないこのごろ。

数十年を経て再び巡ってきた「子ども時代」を、いま満喫しています。

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みゆな🍎クリエイティブ好きのライター
一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。