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コンドームの素材

「避妊」と聞いて多くの方がまず思い浮かべるのはコンドームだと思います。安く手軽に手に入りますよね。副作用がなかったり、性感染症が予防できたりして、日本では最も一般的な避妊方法として知られています。
ですが、コンドームは保管方法や持ち運び、着脱方法など注意しなければならないことがたくさんあったり、コンドームは他の避妊方法に比べて避妊失敗率も高い傾向にあるんですよ…
(より確実に避妊する方法については近日中にまとめるから待っててね)

さて、皆さんがコンドームを購入するとき、どんなことを考えて選んでいますか?私は、コンドームを選ぶ際には次の5つを見てほしいなと思っています。
①素材
②サイズ
③形
④厚み
⑤潤滑ゼリー
今回はこの中の①についておはなししていきますね。日本で市販されているコンドームの素材は次の目次にある3種類があります。それぞれの特徴を簡単にまとめますので、参考にしてください!

1.ラテックス素材(天然ゴム)

ほとんどのコンドームはこの素材でできています。これから紹介する2種類に該当しないものはすべて、この「ラテックス素材」です。
例)グラマラスバタフライ、ZONEなど

いいところ

・安い
 →大量生産できるので単価が安くなります
・手軽に手に入る
 →コンビニ、薬局、100均、無印良品など、割とどこにでも売っています
・選択肢が豊富
 →加工しやすい素材なので様々な種類のものが販売されています
・どんなサイズ/形でもフィットしやすく、外れにくい
 →ゴムなので伸縮性があります

注意が必要なところ

・ラテックスアレルギーのある人は使えない
・天然ゴムから作られているため、天然ゴム独特の匂いがある

2.ポリウレタン

(1つラテックス製0.02mmがある例外を除いて)0.02mm以下の薄さのものはポリウレタン素材でできています。合う合わないの個人差がかなり激しいため、ワンサイズしか取り扱いのない靴屋さん(サイズが合えばラッキーだけどそれ以外の人は履けない)と例えられることもあります。
例)サガミオリジナル、オカモトゼロワンなど

いいところ

・薄い
 →強い素材なので薄く作ることできる
・温かさが伝わりやすい(女の子うけしやすい)
 →熱伝導率が高い

注意が必要なところ

・ジャストフィットでないと外れるリスクが高い
 →伸びにくいため形やサイズが少しでも想定から外れると、とても外れやすい
・使い手がかなり限定される
 →上の通り、全然伸びないのでメーカーの想定からずれていると…
・痛みを感じやすい
 →水分を弾くので濡れにくい人には不向き
・素材が硬い
 →性交痛がある人には不向き
・慣れていないと扱いにくい
 →薄いため、装着時に皮を巻き込んでしまい、巻き下ろせない

3.IR素材(ポリイソプレンラバー素材)

これは人工ゴム素材です。アレルギーを起こしにくく、医療用のゴム手袋に使用されることもあります。人間の肌と同じくらいの柔らかさです。
例)SKYNシリーズのみ(日本で販売されているものは)

いいところ

・どんなサイズ/形の人にでも合いやすい
 →よく伸びるため
・痛くなりにくい
 →柔らかい素材だから
・初心者でも扱いやすい
 →ある程度の厚みがあるので皮を巻き込みにくい

注意が必要なところ

・他と比べて値段が高い
・0.04~0.06mmの厚みがあるので薄物に慣れていると厚みが気になるかも
・選択肢が少ない(現在はSKYNシリーズの5種類のみ)

ここまでの内容を簡単にまとめた表


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