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【心が救われる曲】広東ポップ「最後的信仰」歌詞和訳

はじめに

何を信じて生きていますか?
2019年、当時あまり広東ポップを聞いていなかったわたしがヘビロテしてた曲がこの「最後的信仰」でした。何回この曲に心が救われたか。最近歌手の林二汶(ラム・イー・マン、Eman Lam)の炎上事件があり、歌詞と、ポップソングの意味について改めて考えさせられました。

最近はシンガーソングライター林家謙のカバーをヘビロテしています笑


《最後的信仰》

作曲 藍奕邦
作詞 林夕

Aメロ1

燈會破滅    心可撕裂   愛難以肢解
冰會酷熱    糖可苦澀    懶跟它變態

電球は割れ消え 心は壊れるけれど
愛はバラバラにすることが難しい
氷は熱くなり 砂糖は苦くなると
これ以上曲解することもだるくなってきた

Bメロ1

對現實    怎麼踩
都不會    扭轉世界
明白血肉會崩壞    骨氣沒法被活埋
來日想打妖怪     先要做人去
首先祝你心理愉快

現実に どんなに踏まれようと
世界は ひっくり返さない
血肉は崩れるが 気骨を生き埋めにすることができない
いつの日に妖怪と戦いたいのなら 先にちゃんと生きていこう
まずはあなたが心から嬉しいであることを願う

サビ1

抬頭尚有天空    敲不碎 
埋頭尚有智慧    思想    他人難偷取
軟弱無力全是    堅忍的證據    
靈魂內有信仰    搶不去
這種搶匪也許    比你畏懼
想保無邪之軀
還是必須好好過下去

頭を上げるとそらはまだそこに 打たれても割れない
頭の中にはまだ知恵があり 考えは 盗まれることが難しい
軟弱と無力も全部 耐え忍ぶ証拠だ
魂の中に信仰があり 奪われることはない
こういった強盗は あなたよりも恐れているかもしれない
もしこの無垢な体を保ちたいなら
やはりよく生きなければならない

Aメロ2

可以戰敗    不可收買    信人會失敗
從來未信    犧牲尊嚴    竟可跳出魔界

負けることはあっても
買収されることはない 人を信じると失敗する
一度も信じたことはない
尊厳を犠牲にしたら 魔界から飛び出せると

Bメロ2

鬥命長    多出街    怪物來    不必見怪
無論鐵路會崩壞    方向未會被活埋
殘夢歸於烏有    還有這心態
信最後善良留在世界

長生き勝負だ たくさん街に出て
怪物が来たって 驚くことはない
鉄道が崩壊しても 方向が生き埋めになることはない
ボロボロな夢はなくなっても この心構えがあり
善良だけが最後、世の中に残ると信じる

サビ2

抬頭尚有天空    敲不碎 
埋頭尚有智慧    思想    他人難偷取
痛恨無能為力    也沒有不對
只需要    死不去    流淚都必須喝水
信未來    死不去    仍舊有你我戰鬥的生趣

頭を上げるとそらはまだそこに 打たれても割れない
頭の中にはまだ知恵があり 考えは 盗まれることが難しい
何もできない無力なことを憎んでも それは間違いではない
ただこれでいい 死ななければ 涙を流したらお水を飲もう
未来では 死ななければ
まだあなたとわたしが生きて戦う楽しさがあると信じる

サビ1リピート


終わりに

この和訳は結構前にできたものだが、和訳するとなんだか説明っぽく聞こえまして、こんな訳公開しないほうがいいじゃないかと思ってたが、、最近のことでやはり素敵な曲(歌手だけでなく、曲をゼロから作り上げた作詞家・作曲家も)を紹介したいと思いました。もし訳についてなにかコメントがあったらぜひ教えてほしいです!
林夕さんの心に寄り添う歌詞の凄さを少しでも伝えられたら嬉しいです。。

ちなみに作曲の藍奕邦(Pong Nan)さんはこの曲がリリースされた時、この曲は実は2008年に作られたことを教えてくれました。当時のデモ版歌詞もあって、林夕さんの歌詞ももちろんすごいが、この曲は曲自体聞いていて癒やされる素晴らしい曲だと感じました。



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