『ロマンティック・ロシア』展
18.12.9
ロシア芸術に触れたのは今回が初めてかもしれない🇷🇺
期待以上の展示に満足したし、過去史上メモしたのは自分でもびっくり!わたしはイワン・シーシキンがダントツで好きだった。メモ読み返すと、他に感想ないのかと言いたくなるほど彼のことばかり絶賛してる(笑)
今回はさまざまなロシア画家の作品が展示されていたから、印象強かった作品紹介をしまーす
※以下は展覧会での作品番号
40<忘れえぬ女(ひと)>
この画像の作品で、展覧会で1番の見どころだから広告にも使われてます。女性がはっきりと描かれて風景がボヤけているのは、風景を忘れるほど女性が印象強く鮮明に覚えていることを表してるのかなーっていう。個人の解釈です
10<静寂>
これはすごい!作品が目に入った瞬間からドキッとした。ドキドキワクワクが止まらないこの胸騒ぎはなんだろう、何がそう感じさせるんだろう.....作者は幼い頃から雲を観察していたらしい。鋭敏に感じ取れるからこそ、雷雨を待つ重苦しい不安さが伝わるのか
21<干草作り>
絵本の挿絵にありそうな作品。手前にいる女性3人の作業着のデザインはロシアの伝統的な柄(?)でかわいかった。絵をよくみると、奥の方で川遊びしてる子供らしき人物が2人いる。1人は着衣水泳して、もう1人は洋服を脱いでいるところだった。
38<アレクサンドラ・チェリーシェワの肖像>
作品より展示方法が気になった
というのも、絵の中で右から光が差していたんだけど、展示の照明も右寄りに当てていた(はず)んだよね。以前読んだ美術本で「絵の中の光と同じ方向から当てて展示するとより立体に見える」みたいなこと書いてあって、ああこういうことかーと。当たってたらいいな(笑)
さまざまな作品から「○○っぽい」て感じることが多くて面白かった。例えば、カサットやボナールらしいタッチの絵、ターシャテューダの庭や映画作品を彷彿させるものなど.....特に昔演奏したチャイコフスキーのトロイカは、秋冬作品のときに思い出したな〜🍁☃️
専らフランス芸術に興味持ってるけど、他国にも手出していかなきゃね。来年はウィーンが目白押しだから、オーストリア美術を深めるいい機会だね!楽しみ!
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