イスラエルへの旅
去年の夏のお話ですが、私、イスラエルに行っておりました。私のパートナーはイスラエル人。彼に会いに行きました。関空発、香港で乗り換え。行き帰り17~18時間くらいかかります。乗り換えがあるぶんヨーロッパに行くより時間がかかります。それと、行く前も行った後も周りの人にはかなり心配されました。「イスラエルって危ないんじゃないの?」いえいえ、ガザ地区などを除けば今は比較的安全です。
私が行ったのはハイファという北部の町、IT企業で栄えてます。世界遺産のバハイ・ガーデンがあります。(上の写真)地中海に面した海側とカメル山の麓にある町です。街並みはごく普通の外国って感じ。しかしながら、色々な人々が住んでいます。正統派の皆さまは全身真っ黒!真夏に行ったのに長袖の黒のコートを着てました。思わず暑くないのか聞きたくなりました(笑)
地中海で泳いだり、死海で浮かんでみたり(ほんとにぷかぷか浮きます)、伝統的な食事を彼の家族と楽しんだり、一週間の滞在でしたが、なかなか面白い体験でした。
彼のご両親とはキブツの見学、エルサレム、ホロコースト記念館、死海に行きました。この時はエルサレムも危険だということで壁越しに眺めました。お父さんは連れて行こうとしてくれたんですが、お母さんが大反対。(うーん残念)ホローコスト記念館にはドイツで行こうと思ってたのですが、連れて行ってくれました。本当に辛い記憶が残されていて、終始泣きそうでした。
エルサレム:壁に覆われています。岩のドームが見えます。手前はお墓です。
死海:とても綺麗な青をしていました。
ファラフェル:めちゃくちゃ美味しかったです。
ハイファ:山側から海側を見たところ。近代的な高層ビルもあります。
ハイファは確かに今は比較的安全です。と言っても街を歩いてたりバスに乗っていると彼が「ここでバスの自爆テロあったんだよ。」「この地下鉄の入り口爆破されて今は地下鉄使えないんだぁ。」と教えてくれます。(えー!それって危ないよ・・・)まぁ、今のところの安全=ごく最近のことみたいです。日本人と感覚が違う・・・
まぁ日本でももういつどこで何があるかわからないですけどね。ちょっとカルチャーショックを感じた私なのでした。
あとは安息日かな。スーパーが金曜日の夕方になると閉まってしまう。個人の商店は開いてたりしたけど、日本みたいに便利ではないかな。コンビニはありません。ちなみにスーパーの店員さん、アイス食べながら接客してた日がありました・・・(ほぅ、なんて自由なんだ)列が長くなってものんびり接客。焦ることはありません。(おおらかなのかな。)電車の乗車位置、わかりません。(どこで待つの?)バスいつくるかわかりません。(時刻表ない・・・)
なんだかとってもテキトー。なんかアメリカ思い出した。きっと日本人は真面目すぎるんだよね。
あっ、でもでもショッピングモールに入るときは必ずバックを検査されて金属探知機のゲートを通らさせられます。テロ予防でしょうね。
とにかくすごく楽しい旅でした。また行こうと思います。