7日間滞在で感じたフランス🇫🇷の思い描いてたイメージギャップ
こんにちわ
旦那置いて世界一周している古賀未結希です。世界一周して約2ヶ月・・フランスは他の国に比べて少し長めで7日間の滞在になりました。国土が他のヨーロッパの国に比べて比較的大きくて世界遺産が多いから観光客も多く訪れやすいのかなと思います。
到着して感じたのが一言で言うと勝手な自分の頭の中で描いていたフランスのイメージと実際に滞在して目で見た印象が個人的にあまりにもかけ離れていました。実際に行ってみた感想を等身大で書こうとおもいます。
🔶街並み&天気
実際滞在した季節は10月末〜11月上旬です。おそらくフランス旅行のベストシーズンは「夏」かなとおもます。なのでわたしの訪れた時期はベストシーズンでないのはわかってはいましたが・・・😅💦
まぁ・・天気がずーーーーーっと、7日間曇りでした。時々小雨・・太陽はどこへ行ってしまったの???という位太陽を観る事がなかったです。世界一周を出発してアジアからイタリアのナポリ辺りまではずーーーっと晴れていたので太陽が出るのが当たり前??の感覚で居ましたがイタリアの北部・・・ヴェネチアに入った辺りからは晴れ間は見るけど基本曇りが多かったけどフランスはここまで晴れないとは・・・
景色って太陽の光があるとより綺麗に写真に収まるけど曇りだとぬぺっとしてどうしても写真が平面的になってしまいます。太陽の存在って本当にありがたい・・
そして・・・気温が冬になってきて10度を下回る日も多いです。なので「寒い🥶・・・」ウルトラライトダウンが風も通さないのでマジで重宝しております。なのでフランスのイメージは私の中で「曇ってて寒い」が残りました。
まず到着したのが「パリ北駅」
当たり前ですが日本のフランス広告見てるとまぁ・・今思うと綺麗に脚色されてますよね。(当たり前ですが・・・)
実際到着してみると・・
まぁゴミいっぱい落ちてる、落書き多い、いわゆる「フランス人」って人ばかりではなく結構黒人の方が多いです。電車も落書きされてるし電車も洗浄してるのかってっくらい汚れてるし、パリ北駅は結構ホームレスの方も多く一般的には「治安が悪い」とされています。
観光地の周り(エッフェル塔やルーブル美術館、モンサンミッシェル)などは綺麗でしたが本当に日本のが綺麗です。
改めて旅行として1週間程の滞在だったらいいなって思うけどずっとフランスに住みたいか??と聞かれると日本のが断然良いです!!
🔶食事
🔹お酒に関して
酒屋さんでのお酒の販売が「PM5時以降は禁止」となってます。
わたしは大のビール好き❤️🍺
バックパッカー中、お酒を売っていない場合意外は探してほぼ毎日飲んでます。
いつものように冷えてるビールを求めて酒屋さん発見!!入店してビールを購入しようとしたら黒人の警備員の兄ちゃんが「PM5時」の看板を指指しながら話しかけてきます。英語も中3レベルだしフランス語なんて尚更わからない中・・てっきりPM5時以降の販売だと勘違いしていましたがパリ北駅の同じ酒屋に3日連続買いに行って,
警備員のお兄ちゃんがなんですぐ「カバンに入れろ」っって言われてるのか・・・一応販売はしてくれました。
万引きと間違われるからかな・・なんて勝手に思っていました。しかし法律的に販売が禁止だから隠せって意味だったんですね。
これはパリ政府が夜間の騒音や騒乱を減らすべく、午後5時から午前7時まで、酒類(ワイン、ビール、シードル、蒸留酒)の販売を禁止するという規則を施行したからでした。これに対し、「午後5時以降から酒類が購入できないのは不都合」と苦言を呈する住民もいれば騒音が収まって一安心という住民もいるようです・・なるほど。
ちなみに飲食店は除外なので飲みたければ飲食店にいけば大丈夫です。
わたしはドミトリーの公共スペースでこっそりと飲みました。
🔹食事の単価
基本外で外食するとすると1人ケバブやハンバーガーだと8ユーロ前後、食事となると安い所だと10〜20ユーロ(約2000円〜4000円)高いところだと30ユーロから50ユーロ(6000円〜10000円)が相場です。
これで美味しかったら万々歳ですが、日本人っていうのもあるけど・・・値段のに対しての美味しさかと言われると個人的にノーです。日本だったらこの半額でもっと美味しいご飯食べれるし!!
レンヌの駅前で身体が冷え切っていたのとお腹が空きすぎて約3000円の「ラーメン」を食べました。期待しちゃいけないのはわかっちゃいたけど・・麺が伸び切っててスープもぬるくて・・丼は花柄のお皿・・・これで3000円は高い!!😭😭
きっとラーメン作った人も一度日本に来てラーメン食べたらラーメンの価値観変わるんじゃないかな。日本の有名な「一蘭」はいつも並んでいるのはほぼ外国人。一蘭食べたらいいんじゃない。って心から思いました。
あとは元々ベトナムがフランスの植民地だったのでベトナム料理が街中も比較的多いです。
🔹フランスのマクドナルド
びっくりしたのが日本だと紙のコップやプラスチックのものが多い中、フランスのマクドナルドはコップやポテト🍟の入れ物も再利用可能の容器でした。これは日本も見習いたいです。
🔶人
🔹なぜ黒人が多いのか???
1番びっくりしたのが冒頭にも記載しましたが黒人が多いです。勝手なイメージですがいわゆるフランス人が多いと思っていたのでパリ北駅に降りた途端は黒人が多く衝撃的でした。
フランスは、英国、ドイツと並ぶ大国ですが、一番大きな違いは、隣国に比べて人口密度が極端に低い事です。
地理的に欧州の中心とも言えるのですが、大きな街はパリしかない農業国なので労働力確保の意味もあり、過去の植民地であるフランス語を話せるアフリカからの移民を多く受け入れてきました。
旧植民地に対する移民への審査も、欧州では極端に甘い国です。
なのでスポーツ選手などフランスは、代表となると黒人プレーヤーばかりと言った印象に、どうしてもなってしまうのかもしれません。
🔶お金、資産
🔹給料、保障に関して
統計データによると
会社員の管理職で4,490ユーロ(約732,000円)、非管理職のホワイトカラーの平均は1,880ユーロ(約306,000円)、工場労働者や職人などのブルーカラーでは1,990ユーロ(約325,000円)と、いずれも管理職の手取りの半分以下だそうです。
公的機関で働く人の平均給与を公務員だけに限定すると、手取りは2,500ユーロ(約407,000円)、それ以外の労働者は1,990ユーロ(約324,000円)となっています。
フランスでの生活費は、地域や生活状況によって異なりますが、次のような目安があります。
パリでは月あたり1,000ユーロ以上、地方では800ユーロ程度が生活費の目安です。
あとびっくりしたのはフランスでは基本的には幼稚園から大学まで教育費は無料です。給食費などは親の収入に応じて価格が決まっていて、別途支払うことになりますが、国民に平等な教育の機会を提供するという意味で、原則、教育費はかかりません。あと日本だとお受験のために塾に通わせるのが普通ですがフランスは通う事はありあせん。正に文化の違い。
給料からの税金の天引きは日本は10%に対してフランスは20%ほどです。その分社会保障が充実していて定年退職後は国に面倒を見てもらえると国民の誰もが信じています。年金の支給開始年齢も62歳からと欧米各国のなかでは早い方です。医療保険、日本の児童手当に似た家族手当など、社会保障制度がかなり充実しています。
といって何もしてない訳ではなく貯蓄、自身でも資産運用をしっかりしている人が多いそうです。
日頃の生活も素敵でてっきり外食が多いと思いきや記念日以外は基本質素な軽めの食事で済ませて記念日などはレストランへ行ってお祝いします。
あとは無駄遣いはしないようで必要なら買うスタンス。フランス人から見習う部分満載です。
🔶何が流行っているか、日本からの進出
ルーブル美術館は地元の人というようりは私のようなフランスの国以外から来る観光客が多いかと思います。
じゃあ今地元フランスの人の中で流行っているもの、日本からの進出でお店が賑わっていてびっくりしたのはまずは「ユニクロ」です。
🔹ユニクロ(UNIQLO)
意外とアジアでは見かける事は少なかったのですがヨーロッパに入るとオランダのロッテルダム、フランス、パリにもありました!!!
現在欧州では11店舗展開となります。
2022年までは欧州にユニクロ店舗があったそうですが売上が伸び悩んでいたそう・・・日本、アジアは黒字でしたが欧州、アメリカは赤字でした。
そんな時にイギリスのガスの値段が急騰。
家計に負担が重くのしかかる中寒い国なので暖を取る必要があります。家計の費用をどこに使うか・・・「ガスを使って暖房を使うかガス代を節約して食費を取るか」・・・
と国民が悩む中
「ガス代を節約するのにユニクロのヒートテックがいいらしい」という噂が広まり一気にユニクロの売上が上がり黒字に転換しました。日頃はインナーを着用しないヨーロッパ人にとってユニクロの知名度が上がるきっかけになりました。
値段は日本の約1.5倍ほど。それでも値段に対して質が良くシンプルというのが受け入れられている理由のようです。
🔹漫画「ONE PIECE」
これもなるべく歩ける距離であれば(1時間位)であれば街も見たいので散歩がてら歩きます。その中で日本に比べてあまり行列を見ないなか入場制限までしているお店がありました。
え、なんのお店だろう???
気になって覗いてみると・・・
日本でも超人気漫画の「ONE PIECE」のグッズを扱っているお店でした!!!凄い!!
イタリアでもアパレルショップに入ったらワンピースコーナーがありましたがフランスでも流行っているのですね!!!びっくり&日本のアニメが世界に影響を与えていることが同じ日本人としてとっても嬉しかったです。
実はフランスは世界第二位の漫画大国であり、ヨーロッパの国でもとくに漫画やアニメなど日本のコンテンツが人気となっています。なかでも『ワンピース』は人気が高く、2011年以降フランスで最も売れている日本の漫画です。仲間同士の絆、ストーリーがかなり作り込まれている所、キャラクター一人一人の活躍、絵のクオリティーの高さなどが挙げられます。
これからもガンガンいっちゃって欲しいですね。
🔶列車🚃
日本の電車と思ってはいけない事を改めて痛感・・・日本って電車来るの当たり前だし遅延っていっても5〜10分。。。基本定刻通り来ますよね。しかーし・・・フランス含めヨーロッパの列車は定刻通りくる確率は50%くらい。
1時間遅延も普通だし、勝手に列車運休になるし・・しかも理由を聞いても分かりませんと😅元々フランスの北のほうにあるモンサンミッシェルを見た後スペインに南下しようと思っても列車の遅延により時刻の接続がうまくいかず2日かかってます・・。しかもイタリア、フランスは特急を予約しないとダメな列車が多く10ユーロ〜30ユーロ・・(約1700円〜5000円)プラス乗車代。ヨーロッパを列車で回って予定を組む時は日程に余裕を持って組まないと計画が台無しになります。日本の列車の正確性は神レベルです!!
🔶まとめ
フランス、短期間の観光としての滞在は世界遺産はものすごい息を呑む感動的なものがありました。でも住むとなると・・・
なかなかハードだなと感じました🥰
日本の優れている点を振り返る旅となりました。長く住んでるのもありますが日本最高です。