日本三景「天橋立」の絶景を3つの丸見えスポットから楽しむ!
日本三景の天橋立へ行って来ました!
旅行に行く前に、日本三景って、どことどこだっけ?と、うる覚えだったのでおさらい。
🔶松島(宮城県松島町)
🔶天橋立(京都府宮津市)
🔶宮島(広島県廿日市市)
昔、広島に住んでいたのもあり、宮島は何度か行きましたが、松島はまだ行ってないな~。
日本三景観光連絡協議会なるものがあるようです。
「三景」って誰が決めたの?
と思ったら、そのHPに書いてありました。
4月の天橋立は桜満開で、素晴らしい絶景でした!
⭐天橋立2つのビュースポット、どっちがお好き?
天橋立のビュースポットは2つ。
ちょうど天橋立を挟んだ両岸に。
🔶天橋立ビューランド
🔶傘松公園
🔶「天橋立ビューランド」
まずはビューランド!
山上へ行くにはリフト、またはモノレール。
行きと帰りとで、どっちも乗ろうかと思ってましたが、気候が良くて風が心地良かったので、どちらもリフトにしました。
この日、4月11日。
桜が満開!
昨年と同じだったらもう桜は終わっていたであろう時期。
今年は全国的にも桜の開花が遅れていましたよね。
特に桜を期待して行ったわけではないのにラッキー!
桜越しの天橋立の美しい景観!
天橋立といえば股のぞきでしょう!
股のぞき台が4つくらいありました。
そもそも何故「股のぞき」なの?ですよね。
実は、立命館大学の東山教授が、2016年、股覗きに関する研究で
「イグノーベル賞」
を受賞されているそう。
「イグノーベル賞」とは、人々を笑わせ考えさせた研究に贈られる賞のこと。
その研究の結果、このように結論づけられたとか。
【股の間からものを逆さに見ると、遠近感がなくなり、平面的で小さく見える】
ほ~
どうかな?
レッツ股のぞき!
股のぞきはもちろん、かわらけ投げに挑戦!
あ、「かわら(瓦)」じゃなくて「かわらけ」なんだ~。
かわらけとは、素焼きの陶器のことだそうです。
1人3枚。
願い事を書いて投げ、輪っかを通ると叶うという。
私は「世界平和」「家族・仲間の幸福」「最高の人生」と書きました。
私は3枚とも通らず。
3枚とも通す友人。
お見事!
おおお!
あれ乗ろう、あれ!
サイクルカーに乗ると、まさに目線の高さに満開の桜!
皆、桜の木のところで撮影するので、この時期は渋滞覚悟で(笑)。
知恵の輪灯篭越しの天橋立。
キッズコーナーには、馬のロディがい〜っぱい!
展望レストランでランチ。
名物はアサリのカツのようでした。
初めて見た~!
🔶股のぞき発祥の地「傘松公園」
「天橋立 傘松公園」は、股のぞき発祥の地。
ここに行くにはリフトかケーブルカー。
ビューランド&傘松公園、二大展望所めぐりセットチケット(2日間有効)があったので、1日目2日目で使えましたよ。
ビューランドから見る天橋立、傘松公園から見る天橋立、どちらがお好きですか?
私は白い砂州が見えるビューランド側(左)からの景色の方が好きだな~♪
もちろん、発祥の地ですから、レッツ股のぞき!
ケーブルカーの両脇の桜が綺麗でした!
1本のレールの真ん中、2台のケーブルカーが行き交うことが出来るポイントがあり、この風景がステキ!
しかも、桜吹雪がすごかった!
インスタの動画がこちら♪
道中も目の保養が出来ました。
傘松公園へ向かう途中で見えた道路脇の桜並木!
丘の一角がピンクになっているのに引き寄せられて向かった「男山八幡公園」。
⭐「玄妙庵」天橋立丸見えのお部屋
お部屋のどこからでも天橋立を一望出来る温泉旅館「玄妙庵」、めっちゃ良かった~!
創業は江戸時代中期、皇室御用達の由緒ある老舗旅館です。
いきなりロビーからも素晴らしい天橋立ビュー!
ウェルカムティーとスイーツ。
今回は【弥生】のお部屋(5名定員)に4名で宿泊。
1人99,000円(2食付き)と、ちょっとお高いけど、リニューアルしたばかりでピッカピカ!
さらに絶品のお料理もとってもとっても美味しくて、お値段以上の価値、ありあり~♪
お部屋入って、女子4人叫ぶ!
「キャー♪」
居間にいても丸見え!
ベッドルームからも丸見え!
振り返ってもガラスに写っていて丸見え!
桧風呂からも丸見え!
天橋立ビューランドと近い位置にあるので、白い砂州が見える側の風景です。
新しい畳、井草の香り、水回りもピッカピカ☆
聞けば、このお部屋を利用するのは、リニューアル後、私達が3組目くらいの宿泊客だったようです。
夕食後、お部屋に戻ると和室にお布団が敷かれていました。
館内をウロウロ♪
1階のギャラリーには、昭和26年、昭和天皇が御行幸された時のお写真も。
また、放浪画家、山下清さんが描かれた絵が展示されていました。
山下清さんと言えば、昔、芦屋雁之助さん主演で「裸の大将放浪記」というドラマがありました。
このパネル写真を含んだ投稿をインスタにあげる時に、私の頭の中には
「野に咲く~♪ 花のよ~うに~♪ 風に吹か~れて~♪」
という曲が流れていて、BGMに使おうと思ったんですが、お若い方は知らないよね、と思い留まり、中島美嘉さんの「桜色舞うころ」にしました。
あ、こっちも2005年、23年前でした(笑)。
温泉ももちろん、天橋立ビュー!
談話室は本やCD、DVDが並ぶライブラリー。
日本酒の試飲コーナーも。
古代米が原料の赤い日本酒【伊根満開】もありました~!
この「伊根満開」の情報は、以前、「世界ふしぎ発見」で見てたんですよね~。
でもこれ、すごい人気らしく、伊根に行った時に探してもどこも売り切れ。
友人達よ、お酒が飲めない私の分まで、ここで、しかと飲んでおいて~。
自由にコーヒーが飲めるラウンジも。
⭐大満足のお食事
夕食は個室で。
芸術的な先付、旬彩盛り。
私、苦手食材、多いんです。
魚介の生もの、青魚、ジビエ、パクチー、お肉の脂身などなど。
そして今回、玄妙庵さんのお料理が最高に素晴らしかった理由のひとつが、私の苦手食材への対応なんです。
今まで、生もの苦手、というと、お刺身の代わりに、切り身を湯通ししただけ、という感じで出て来た旅館があったりして、それだったら、お刺身のままで、お好きな方に食べてもらえば良かったな~と、ちょっと悲しかったり。
でも、こちらはローストビーフに変えてくださったり、鯛の子は湯葉に変わっていたりと、本当にありがたい!
鯛のウロコ焼き、白魚と野菜のかき揚げ、筍御飯、豆乳プリンに桜餅!
とにかく美味しかった~!
朝食も最高!
イワシのつみれは、蓮根餅に変えてくださって、涙ちょちょ切れ!
だし巻き卵が入った器の模様は浦島太郎伝説が残る地だけに竜宮城。
カリカリ梅と共に出て来たお砂糖。
梅にかけて食べると美味しいですよ、と。
ほんとだ!美味しい!
酸っぱい梅干しも、こうするとはちみつ梅みたいになりますね。
玄妙庵は、天橋立を見下ろす高台に位置しています。
坂の下には「玄妙庵カフェ」がある、ということでチェックアウト後、行ってみました。
あ、カリカリ梅にかけたお砂糖【洗双糖】も売ってる!
チェックインの時に頂いた抹茶のウェルカムスイーツ、すごく美味しかったけど、このカフェで作ってるそうです。
⭐天橋立ってどうやってできたの?
天橋立のあの不思議な形。
そもそもどうやってできたんでしょう?
日本海を流れる対馬海流が外海の宮津湾へ運んできた砂と、内海である阿蘇海に流れ出る野田川の土砂とが、何千年もの時間をかけて堆積。
さらに約2000年前、現在の宮津市北部を震源とする地震が起こって地滑りが発生し、土石流が流入するなどして海面が低くなったため、砂州が現れ、現在のような地形を作り出したと考えられています。
ビュースポットから下りて、天橋立も少し歩いてみました。
天橋立の長さは3.6km!
8,000本もの松並木と白い砂が広がっています。
まさに砂丘!
砂州越しに、玄妙庵、天橋立ビューランドも見えました。
こういった、白い砂と青々とした松(主にクロマツ)により形成される美しい風景のことを、「白砂青松(はくしゃせいしょう)」というそうです。
海水が綺麗だな~と思って見ていると、なんと、クラゲ大発生!
クラゲを見るのは水族館だけにしたいものです。
この美しい景観を守るために、様々な取り組みがあるようです。
風に弱い松など、適正な間伐を行ったり、ボランティアによる松葉やゴミ回収により、「白砂青松」の美しさを維持。
だからいつ来ても美しい風景を楽しめるんですね。
天橋立ビューランド、天橋立 傘松公園、玄妙庵と、3つの丸見えスポット。
お天気にも恵まれ、満開の桜の演出もあり、最高の日本三景「天橋立」を堪能することが出来ました。
次週は、天橋立周辺の観光スポットや、少し足を伸ばして向かった伊根の舟屋群の風景、浦島太郎伝説がある浦島神社などの記事を投稿予定です。
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