軽井沢に「ふふ」が2つ同時オープン!ホテルと旅館のいいとこ取り!
ホテルであって、旅館でもある。
双方のいいとこ取りをしたようなオススメのホテル・旅館が「ふふ」。
カトープレジャーグループが展開するスモールラグジュアリーホテル
「ふふ」ブランドは、全国に8施設!
ふふ系列の3つを加えると、合計11ヶ所。
これを私の親友は言う。
「ふふ、いいよね!あの、なんだっけ?ガトーショコラグループ?」
「いや、カトープレジャーグループね(笑)」
昨年、そんな「ふふ」を全てコンプリートしたと思っていたら!
2023年12/24、軽井沢に2つの「ふふ」が同時オープン!
行くに決まってるじゃないですか!
冬の軽井沢は初だけど、全室に客室温泉付きの「ふふ」なので、温泉を楽しむ女子旅に行って来ました。
⭐2つの「ふふ」軽井沢と旧軽井沢
2つの「ふふ」が同時オープンしたのは、軽井沢と旧軽井沢。
「ふふ軽井沢 陽光の風」
「ふふ旧軽井沢 静養の森」
「旧」ってなんだ?と今更の疑問。
旧軽井沢とは、日本が町制になる前に「軽井沢村」であった地域のこと。
1923年、行政区域が拡張され「軽井沢町」が発足するまでは、「軽井沢」と言えば、主にこの旧軽井沢を指していたのだそう。
江戸時代は、かつての中山道の宿場町として栄え、明治時代は外国人向けの避暑地となり、別荘地として軽井沢では最も歴史が古いエリアです。
ハルニレテラス、石の教会、軽井沢高原教会、星のやがある星野エリアは、中軽井沢。
プリンスホテルや、アウトレットがあるのは、新軽井沢、と呼ばれているそうですね。
HPにある2つの「ふふ」のコンセプトはこちら!
今回は、連泊して来たので、その違いをより楽しめました。
⭐「ふふ軽井沢 陽光の風」
「ふふ軽井沢 陽光の風」のエントランスには白樺。
夜、ライトアップされた雰囲気がいい!
どこの「ふふ」も、一旦お部屋に入ると、周辺の建物も見えなくて、外の喧騒から隔絶されたかのように静かなんです。
その理由の一つは、どこも低層棟であること、でしょうか。
中庭を囲む宿泊棟。
お部屋も木々に囲まれているため、いずれも人気観光地や最寄り駅からも近いのに、まるで秘境。
まずはラウンジでチェックイン。
スタッフさんがお席に誘導してくださっているのは分かっているけど、ちょっと待ってくださ~い!
ラウンジのバーカウンターがとにかくステキで、ここは素通り出来ません!
ちょうど誰もいない状態だったので、先に写真撮らせてくださ~い♪
昼も夜もいい!
チェックインしながらウェルカムドリンク。
ショップの雰囲気もオシャレ。
お食事で出てくるドレッシングや、お部屋のアロマなど、気に入ったものを購入出来るのがいいですね。
スパの入り口も森!
⭐ビタミンカラーが可愛いお部屋はまるで森
「ふふ」はお部屋の香りがいいんです。
ヒノキやサイプレス、シダーウッドなどのウッディなアロマの香りがほんのり。
外資系のラグジュアリーなホテルも好きだけど、たまに強烈な香水のような香りがするホテルはちょっと苦手。
泊まったのは「ふふラグジュアリープレミアムスイート」で、3名まで泊まれるお部屋。
今回、1泊目は6人だったので3人ずつ2部屋で宿泊。
グリーンで溢れた森のようなお部屋はビタミンカラーが可愛い!
窓際にはサンルームのようなスペースも!
こういうの、インルームバルコニーって言うんですね。
HPにそう書いてありました。
2つのお部屋を比べると、壁やソファの色が違っていて、どちらも好き♪
全24室、天然温泉の内風呂付き!
お部屋でゆったり過ごせる理由のひとつもこれ。
バスタブの横には寝そべることが出来るスペースが。
ここ、温熱の岩盤浴!
ぽかぽか~♪
「ふふ」では冷蔵庫の飲み物は札付きのお酒以外、フリー。
ガラスボトルに入った冷茶などは、玄関脇のBOXに入れておくと新しいものに交換してもらえます。
エスプレッソマシーンやお水が置いてあるカウンターも森。
ん?この紙袋は?
ウェルカムスイーツのカヌレでした~!
やったー!
⭐ジャパニーズフレンチ
「ふふ軽井沢 陽光の風」のお食事は、レストラン「Plaiga KARUIZAWA」でジャパニーズフレンチ。
個室で6人、ゆったり。
🔶信州食材をふんだんに使用したフルコースの夕食🔶
「お客さまのプライバシーを重視したカウンターや個室などの席にてご用意します」
と、HPでうたう通り、ふふは、2人で行っても6人で行っても、プライベート感満載。
っていうか、カトラリーの数、すごっ!
ずら~り!
■桧香のしずく
帆立貝柱のタルタル仕立て Bosquesoチーズのチュイル
すごいの来たー!
ひとつひとつ、繊細なお料理。
ジロジロ見ちゃう♪
■長野県産 紅玉林檎とフォアグラのテリーヌ
りんご、キター!
さすが信州、まるごと!?
と思いきや、りんごを持ち上げると、中から小さな赤い玉。
この紅玉林檎とフォアグラのテリーヌ、すごく美味~☆
■五郎兵衛米コシヒカリのムース 信州サーモン
■白子のムニエル カマンベールソース 黒トリュフ
キレイ!
■南信州 揚げ小芋 サワークリームのキャビア添え 開田高原人参の薪焼き
■クエのポアレ 安曇野ワサビと塩レモン 昆布のブールブランソース
あ、私のはキャビアを抜いてもらったので写真はのってないものでした。
■薪焼き信州和牛のロースト エシャロットソース
■佐久春菊のリゾット 蝦夷アワビ添え
お肉、やわらか~い♪
リゾットは、アワビが主役と言ってもいいのに、「アワビ添え」なんですね~。
なんて謙虚。
■長野県産 紅ほっぺ ショコラブランエスプーマ ピスタチオのアイスクリーム
■プチフール
デザートが出て来たあとにもう一つ出てくるプチフール、嬉しい♪
🔶信州の豊富な食材をふんだんに使った洋食の朝食🔶
朝食で行ったレストランで、まず壁を見る!
実は前夜、ディナーの時に、スタッフさんが言ってたんです。
この壁には、夜は見えないけど、朝になると鳥が現れると。
はい、見届けて参りました。
まずはサラダとパン、そして3色のバター!
きゃお♪
可愛い!
それぞれ味が違うんですが、私はオレンジのパプリカバターが好き。
んまー!
1口サイズの前菜15種がのったプレートがテンション上がる~!
どれからいく?
メインは牛タン煮込み、又はブイヤベース。
ディナーコースのような豪華な朝食でした。
⭐「ふふ旧軽井沢 静養の森」
2泊目、「ふふ旧軽井沢 静養の森」に到着!
森の景観を損なわない雰囲気。
全ての「ふふ」が、ラウンジでチェックイン。
フロントのカウンターに立って、なんてことがないんです。
ウェルカムドリンク、頂きま~す。
1泊目の「ふふ軽井沢 陽光の風」同様、ラウンジ&BARがめっちゃ素敵!
家具の色調が好き!
白樺を見ると、
「し~らかば~♪あおぞ~ら♪」
と、千昌夫さんの「北国の春」の曲が頭の中を駆け巡るのは、昭和世代の性(さが)、でしょうか。
私が「し~らかば~♪」と歌うと「あおぞ~ら♪」と合いの手を入れてくれる友人に感謝(笑)。
夜、ラウンジに行くと暖炉に火が灯っていました。
中庭では焚き火がゆらゆら。
「ふふ」は、敷地内、作務衣のような館内着で過ごせるのもまったりしていいですね。
⭐「ふふラグジュアリープレミアムスイート」
連泊するなら軽井沢→旧軽井沢の順がオススメです。
同じ「ふふラグジュアリープレミアムスイート」でも、広さが違う!
実はここで1泊目にご一緒していた女子2人は帰京。
2泊目は4人に。
こちらには泊まらない2名もお部屋を見ていって良いか聞くと、OKを頂きました。
大きなダイニングテーブルがあるのは嬉しい。
PCを開いてちょっとメールチェックなどをしながら向かい合って談笑。
女子トークに花が咲く~!
4人1室で泊まれるのも嬉しい!
スイートルームってどんなに広くても定員が2名のところが多いんだもの。
全20室、全てに暖炉、天然温泉付き。
「でかっ!」
浴室に入った第一声。
浴槽が大きいな!と思ったら、右側は浅くなっていて、ここで寝湯が出来るんです。
洗面台も2つ。
女子4人でも、朝の支度で鏡の取り合いなし。
こちらがバイオエタノールの暖炉。
夜、スタッフさんにお願いすると、点火しに来てくださいます。
バイオエタノールってなんだっけ?と思ったら勉強、勉強。
バイオマスって?勉強、勉強!
森とつながるバルコニーも素敵!
バックのように取っ手があるものは毛布。
これ、可愛い!
コーヒーと、お部屋に置いてあった米粉クッキーでホッと一息。
こちらももちろん、冷蔵庫はフリー。
⭐芸術的な日本料理
「ふふ旧軽井沢 静養の森」のお食事は、日本料理「赤坂紙音」。
🔶森の恵みを感じ、高原の導きに従い、五感が信州日本料理の世界へと没入する夕食🔶
信州野菜、信州牛、信州ポークを使用し、芸術的な美しさの絶品の数々!
■桧香のしずく(右上)
■森の恵み(左)
蒸し鮑 才春 白芋茎 銀杏 旨出汁 花穂 振り柚子
■お椀(右下)
クエ葛打ち 胡麻豆腐 壬生菜 柚子
■高原の導き
信州地鶏と筍おこわ、河豚の甘煮、もずく、蟹、信州マスおかき揚げ、丸十レーズン、菊菜と林檎の浸し、帆立と金柑の柑橘卸し和え、焼き雲子、蟹甲あん
■お造り
※生もの苦手な私は天ぷらにして頂きました♪
■のどぐろ若狭焼き
辛味大根醤油 酢橘
■凌ぎ
信州手打ち蕎麦 バラ海苔 山葵
やっぱり信州といえばお蕎麦ですね!
メインは、6種類の中から選べました。
■りんご和牛信州フィレ肉 +4,300円
このお肉最高!
■りんご和牛信州牛の石焼
芳酢スープ煮 共あん掛け ぼた胡椒
友人が選んだ石焼も美味しそうでした!
■食事
蕎麦茶と旬野菜の鉄砲めし 舞茸と桜海老の天ぷら
芹 ふわふわ鰹 茶漬け出汁 (北佐久郡軽井沢町長倉産こしひかり)
「ふふ」のご飯は全て土鍋ごはん。
これが美味しい!
さらに、ここでは舞茸と桜海老の天ぷらを混ぜ混ぜして、さっくさくの混ぜご飯、最高!
ヴィーガンの友人用には、お肉の代わりにロブスターを出してくださいました。
■水菓子
りんごアイス 焼き薩摩芋 苺 林檎ゼリー
🔶贅沢な味わいを尽くす日本料理の朝食🔶
夕食、あんなに食べたのに、ふふの朝食の美味しさを知っている故に、もう朝はおなかぺこぺこ。
■軽井沢産マイクロハーブ
柿、シャインマスカット
■造り
漬け鮪 胡桃醤油 山葵
■蘭箱
【上段】
・出汁巻き玉子
・島鰈西京焼き
・牛肉コロッケ
・鰻照り煮
・粉山椒
【下段】
・いくら
・山摘み椎茸焼き
・合鴨とクレソン 無花果ソース
・野沢菜漬け 胡麻 明太子
手タレが出来そうなほど手が綺麗な友人のお手を拝借。
お重って開ける時にわくわくしますよね!
■りんご釜
ずわい蟹身 花穂 りんご卸しポン酢掛け
軽井沢産タイサイ煮浸し
■松本葱麹仕立て
信州もち豚 松本葱 石川芋 黄韮 菊菜
さすが、りんご推し、ですね!
■五郎兵衛米釜炊きご飯
■グリーンカレー
土鍋ご飯でおこげを探す~♪
ちょこっとカレーが出てくるのも嬉しい!
■水菓子 果物
すごいでフルーツ盛りが出て来ました!
しかもシェフ直々に。
実は、鴨と魚介の生ものなど、苦手食材が多い私。
事前にお伝えしていて、他のお料理はばっちり変えて頂いてましたが、お重の中に入っていた鴨が、生のサーモンといくらに変わっていたんです。
サーモン好きの友人に食べてもらったからいいんだけど、これをお伝えすると、シェフ登場。
「申し訳ございません!あってはならないことでした!心ばかりのお詫びにデザートを少々豪華にさせて頂きました。」と。
確かに、私はただの好き嫌いなのでいいけど、アレルギーの場合は間違えられませんものね。
でも、万一間違いがあった時に、どう誠意を示すか?で、そのホテル・旅館に対する評価が大きく変わります。
人に勧めたいかどうか。
⭐「ふふ」の追っかけ、つづく・・・
こうして軽井沢に2つ同時オープンの「ふふ」も制覇!
いよいよコンプリートか?
甘かった~!
なんと、神奈川県三浦市城ヶ島地区に「ふふ城ヶ島」の開業が決定し、2024年度の開業を目指しているそう。
え!あの火曜サスペンス劇場で有名な最後に犯人を追い詰めるとこ?
と思ったら!
それは伊豆の城ヶ崎海岸のことでした。
神奈川県三浦市城ヶ島は、神奈川県の右下端っこ!
え!?
さらには、銀座にも「ふふ」!?
2025年「ふふ東京」(仮称/東京・銀座)への開業も予定しているそうです。
銀座のどこ!?
もうどこでもいいです!
追っかけします!
こうして「ふふ」コンプリートの旅はつづく・・・
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