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「痛み」の強さとトランスフォーム

はろ、清水美由紀です。

軽井沢から松本に向かう車の中で、久しぶりに長谷川潤ちゃんのポットキャストを聞いていました。何話かのポットキャストを聴き終え、始まったのは吉川めいさんとのお話。私が数年前に聞いて、大きな勇気をもらった回です。

お話は、潤ちゃんの離婚までの暗い数年間のお話でした。私も同じように離婚までの苦しい暗黒期を過ごしたから、純ちゃんのひとつ一つの言葉や、言葉にならない沈黙に、涙が浮かびます。

軽井沢では、ビジネスを学ぶコミュニティ「プロジェクトF」の合宿があり、いろんな方とお話させていただいたのだけど、私が暗黒期のことをお話すると、「暗い過去がまったく感じられないね」「影を感じない」と言われました。だから、「消化して前に進んだからかもしれない。あの時がなければ、今のしあわせがないから」と答えたんです。

暗い時代、暗黒期とまでもいかないまでも、モヤモヤした時期って多くの人が経験することなんじゃないかと思う。

でも、私自身に起きたあの暗黒期を今振り返ってみれば、足踏みしてるようなあの時期は、単にサナギだっただけなんですよね。

動いていないように感じる長い長い時間も、実は幼虫から蝶へと完全にトランスフォームするための準備期間。きちんと見えない部分が変化してる。そして、そのどんな時だって、ちゃんと、その人にとっての正しい道にいる。I'M ON THE RIGHT TRACK なんです。

潤ちゃんがポッドキャストの中で(ヘアメイクの 川北さんの回)髪をボブに切ったタイミングは、変化のタイミングだったと振り返って思う、というようなお話をされてた。

私も、つらいつらい時期を経て、ミディアムロングだった髪を一度ショートボブにして、最後の進化の局面で、今のショートスタイルに変えて、完全にトランスフォームしたんだなあ、新しい自分になったんだなあと、振り返ってみれば同じように感じます。

2012年 写真学校卒業間近の頃。まだ自分に暗黒期がやってくるだなんて知らない、無垢な頃。暗黒期の頃の写真は、ほぼ残ってない…
2018年 暗黒期を経て、暗い暗いトンネルをもうすぐ完全に抜ける手前
2018年 トランスフォームほぼ完了



さてさて、軽井沢合宿では何をしていたかというと、7-8人のグループに分かれて、新しいビジネスプランを作り、事業計画のプレゼンをするという、コンペが行われました。

このコンペで感じたことと、暗黒期のことがリンクして、ビジネスにとっても大切なことを感じたので、今日はそれをお伝えしたいなと思っています!

深夜を過ぎてもまだ事業案がまとまらない…!必死でなんとか形にする。
そしてまた朝起きて、最終確認をしてプレゼンを録画。提出完了して、ほっとした気持ちでセミナー会場へ!


合宿で行われるこのコンペ。今回は、24チームが切磋琢磨して、本当におもしろいビジネスモデルがたくさん提案されました(私たちは外国人観光客と日本人親子のマッチングサービスを提案。ビジネスモデルとして実現性ある提案が上手くできず学びが大きかった…!)

私たち参加者も、「これは買いたい!」「これはビジネスとしておもろい!」と思う事業案に投票するのだけど、私が投票したのは、「不登校の子どものための起業スクール」と「ママとパパ両方の心と体をケアする産後ケア」でした。

どうしてこの2つに投票したかというと、「このビジネスが世の中にあったら救われる人がたくさんいる!」と感じられたから。つまり、社会的意義があるって思ったからなんですよね。

私も産後の身体の痛み、心の叫びを経験しているし、それにともなうパートナーシップのズタボロ化は、私の人生初の暗黒期であり苦しみだった。だから、ビジネスプランを聞いてるだけで、涙が出そうだったんです。それだけ「痛み」が強いということ。私にとってはすでに過去の話だけど、同じような思いをする方々が救われる、そんなサービスがこの世にあってほしいと強く思いました。

不登校の子のための起業スクールについても、私は不登校の子供がいるわけじゃないし、私の周りにいる不登校の子は「積極的不登校」とでも言いたくなるほど、自らが学校に行かないことを選択して、他の選択肢を生きています。だけど、中高生の我が子が、もし何も人生に喜びを見つけられているように感じられず、ただ家にいて動画を見る毎日だったとしたら、どれだけ不安なことだろうと、その「痛み」が想像できたんですよね。

だから、このふたつのサービスを、いまの自分は購入する対象でないにも関わらず、応援したい!と思えたんです。

「痛み」は、自分の動くエネルギーになるとともに、応援のエネルギーにもなるんだなと感じた合宿になりました。

そして、その「痛み」を理解して、解決策を提示してあげられるのは、やはり「痛み」を経験した人が1番強い。「じゃあ、私には何ができる?」そんなことを今考えています。

合宿では、他にもいろんなことを考えました!
チームビルディングのこと、投資家目線のこと、スケール(ビジネスを拡大させる)について…

まだまだ未熟だし、できることも少ない。正直、合宿で自分のレベルの低さを痛感して、落ち込むほど。でも、絶望は、希望だって、私はもう知ってる。「私、そこそこイケてるじゃん〜」なんて思った時は、もう退化のスタートだってことも。自分の理想を叶えている先ゆく人と自分とのギャップに落ち込んでこそ、自分を磨くことができるから…

そして、それでも。変化に目を向けてみれば。

シンガポールセミナーから1ヶ月。自分の視点が変わりつつあるなあと言うことを、気づかせてくれた合宿にもなりました(「チームビルディング」も「投資家」も「スケール」も、このnoteで私が初めて書いた単語かもしれない!)それは、シンガポールセミナーで「フリーランス視点から卒業して、経営者視点を持ちたい!」と強く感じて、金融のことや投資のことに興味を持って情報に触れるようになったり、チーム作りってどうしたらいいんだろうって考えるようになったからだと思う。

私もまさに今、また新しい自分になるためにトランスフォームしています。「どうしたらいいのか分かんない!」って日々感じながら。それでも一歩、小さくても一歩を踏み出して。

いろんな感情を与えてくれるこの環境に、改めて感謝!🥰


今回同じグループだったみんなと、大東めぐみさんと。

私が、多くを学ばせてもらってるビジネスコミュニティ「プロジェクトF」
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