骨密度測定結果出ました!そこでさらにプラスしたいビタミンB群の摂取術。
①先日骨折した右ひじの骨粗鬆症疑惑を払しょくするため骨密度の測定をしてみた結果は?なんと、
骨粗鬆症ではありませんでした!
ホッとしましたが、さすがに年齢的には安心できないので、10年後も丈夫でいられるよう食事にはさらに気を付けようと言うきっかけ作りになりました。
そこで骨のための、
「ゴールデントライアングル栄養素」
をふりかえると、
①カルシウム
②ビタミンD(ビタミンK、c、B群)
③たんぱく質
が大切なのですが、
さらに強化するため、②のビタミンB群の働きがポイントなので、そのあたりを深堀してみたいと思います。
②ビタミンB群とは?
ところで、なんだかやる気が出なかったり疲れていると感じたら、ビタミンB群の不足かもしれません。
疲れている状態は、エネルギーが充分に作られないために様々な症状が出てきてしまうからで、このエネルギー作り(代謝)に重要な役割を果たしているのがビタミンB群です。
ビタミンB群はビタミンC同様水溶性のビタミンなので、余分なものは尿として排出され体内には蓄積されませんのでこまめに摂取することが大切です。
ストレスや飲酒、過食、加齢によっても減少するビタミンで現代人には不足しがちな栄養素といえます。
またB群は腸内細菌によっても作られるものもあるので抗生物質の長期服用や腸内細菌のバランスが崩れていると合成量も減少してしまいます。
食事で充分にとれないときはサプリメントを活用するのもいいですね!
③ビタミンBは複合体で摂る!
栄養素の分解と・合成過程には特有の酵素が関与しているのですが、それらのほとんどは補酵素として酵素を活性化させるビタミンB群の助けを必要としています。
しかしB群も摂取したままでは働けないので、8種類あるB群がお互いに補いあいながらそれぞれを活性化させなければサポートできません。
例えば葉酸を活性化するためには、ナイアシンとビタミンB12の助けがなければなりません。ビタミンB群不足からからだに不調を感じないように、日頃から健康管理の一つとしてB群を意識して摂ることがエネルギー不足にならない対策になります。
④ビタミンB群は補酵素として働く
よく耳にする酵素ですが、たんぱく質でできているため、熱に弱く最もよく働くのは人の体温と同じ37度くらいといわれます。また酵素の中にはたんぱく質だけで働けるものと、なんらかの助けがなければ働けないものがあり、
これを補因子といいます。
よって、この補因子というのが補酵素としてのビタミンB群や金属イオンのミネラルであり、酵素の働きに大きく関与しています。
また、37兆個あるともいわれる細胞の中でもビタミンB群は多く使われています。細胞内にあるミトコンドリアでATP(エネルギー通貨)が合成されこのATPが分解されるときにエネルギーが放出されます。たんぱく質の合成や 糖の分解、筋肉の収縮など生物内でエネルギーが消費される活動にはすべてATPが使われています。
⑤プロテインとビタミンB群
ビタミンB群は心の栄養素も支えているんです。
毎日様々な感情を作りだすのは脳の中の神経細胞が、神経伝達物質を介して情報のキャッチボールをしているからです。
ビタミンB群はこの神経伝達物質の合成にも関与してわたしたちの気分や感情、動機付けに直接影響を与えています。
現代はストレスを避けては通れません。ビタミンB群を十分に摂ってからだの健康を保つだけではなく、心の健康を維持し日常生活をポジティブに過ごしていきましょう。
⑥1つのビタミンBだけを摂るのはNGな理由
ビタミンB群は、水溶性のビタミンなので過剰に摂取しても尿などで排出されます。しかし単独のビタミンBだけを多くとってしまうとその他のB群まで引き連られて尿として排出されてしまいます。よってビタミンB群が不足してしまうことになります。
もし、お薬として処方された末梢性神経障害薬(B12)口内炎薬(B1,B2,B6)
栄養ドリンク(B1)を摂る場合は、ぜひ一緒にビタミンB群のサプリメントを摂ることをお勧めします。B群不足を防ぐことが出来ますよ!
疲労や筋肉痛・肩こりなどはビタミンB群が不足し、乳酸が蓄積することで起こります。最近疲れが取れないなと思ったら、
ビタミンB群が疲労回復のカギかもしれませんね!
最後までご覧いただきありがとうございました。