あなたの1杯が日本ワインを支えます

お願いです。

新型コロナウイルスの感染拡大にともない緊急事態宣言が全国に向けて発せられました。
影響は、日本各地にあるワイナリーにも及んでいます。

3月後半から心配をしていましたが、売り上げ5割減はざらにあり、75%減、7割減のワイナリー、さらには存亡の危機にあるワイナリーが出てきています。飲食店を通じて、みなさんの手元に届いていたワインは、今はほとんど動いていないのが実情です。

本来、この時期、とりわけゴールデンウイークには、「一度は訪ねたいワイナリーベスト10」というような企画が新聞や雑誌で取り上げられ、それを読んだ多くの方々がワイナリーやワイナリーのある土地を訪れるははずだったのです。また飲食店でも、日本ワインのみならず、多くの方が日本ワインを食と共に楽しんでくれたはず。

もちろんこうした傾向はワイナリーの規模、そしてその形態によっても異なります。いわゆるスーパー、大手量販店での低価格ワインは売り上げが比較的好調でしたが、ここにきて、微減傾向に転じつつあるとの話も入ってきています。

日本ワインを支えてきたのは農家です

日本のワインづくりは、契約農家さんが育てるブドウ、そして特に契約関係にない農家さんが育てるブドウに支えられています。100%自社農園産のブドウでワインを造る、フランスでいう「ドメーヌ」が増えたといってもその数は30軒にも達しません(ちなみに国税庁の「国内製造ワインの概況平成30年度調査分」では、自社農園産でのワイン生産が主要だとする製造所が258軒中76軒。日本ワインの中でいわゆるドメーヌものは約15%だと推察される)。
そう、日本のワイン造りを支えているのは、全国のブドウ農家さんたちなのです。

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日本ワインの売り上げ減少はこうしてブドウを育てている農家さんにも影響が及びます。ブドウは永年作物なので、今年はブドウをいらないといっても、この秋には同じようにブドウが実をつけます。
近年、付加価値作物として注目されてきたワイン用ブドウの栽培を始めたばかりの農家さんもいます。

みなさん、どうか、どうか、お願いです。

テイクアウト、デリバリーでもいい、
ワインショップでもいい、
さらにはワイナリーのネットを通してでもいい(新たにネット販売に強化しているワイナリーが増えています)。

これからゴールデンウイークに、かけて日本ワイン、日本の酒を購入し、
1杯でも1本でも飲んでください。

A glass of Japan wine will save the future of Japan Wine.

Cheer up Japan Wine !!  Cheer up Japan!!

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