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子供を褒めるのは良い事か?

今日も1日中会議だった。

幼児教育の専門家を交えて
子供達に
より良い環境を与える為に討論した。

その中で、
子供を褒める時の注意点を語り合った。

「褒める」事は、
教育にとって「善」である、
と考えられている。

よく出来たね、
すごいね、
上手だね、

という言葉は、
私達の口からとても簡単に、飛び出す。

褒める事は良い事だ、と信じ
ポジティブで
子供達に、喜びと、やる気を
与えるように考えられている。


しかし、
過剰に褒められた子供は
次回も褒められる様な行動を
しなければならない、と思い
ストレスを感じるそうだ。


また、
本当に、思っているわけでないのに
とりあえず、
口先だけで、褒める大人の心を、
見抜く洞察力を
子供は、持っているらしい。


子供の行動や、作品を称賛したい時は、
具体的に、何が、
どの様に良いと感じたのかを
伝えるべきらしい。


サムネの写真は、昨年私が撮ったもの。


カラー·タイルで
立派な建物を作った子供に
私が、"Wow! It's amazing"
と言ったら、5歳児に、
"I don't need your recognition"
(あなたに認めたるために作ったんじゃない)
と言われてしまった。


褒めれば良い、
という、私の、浅い心を、
この子に見抜かれてしまった、
と感じた。


その後は、
I like that you put this color for this house.
I like the effort you put in to this building.
という風に、
具体的に、何が良いと思ったか
伝えるようになった。


そういえば、
現在40歳の娘が幼い頃、
夫婦で、
You are so special! 
といつも言っていたのだが、
娘が、思春期になった頃、
「私を、スペシャルだ」と
もう言わないで!
と言われた。


子供のピュアな心を
傷つけず
明るく育む為に
学ぶ事が、あまりにも、沢山有る。


学びは、楽しい。

子供達、ありがとう!









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